Author:佳音
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千葉県松戸市 本土寺2017年7月初旬撮影(紅葉は2016年11月中旬撮影) ①乳出の御霊水と乳出銀杏本土寺は平賀忠晴の屋敷跡で、日蓮の門人、日朗・日像・日輪はここで生まれたと伝えられます。境内の井戸から湧き出る水は「日像菩薩誕生水」と言われ、日像上人が産まれたときに湧きだし、産湯に用いたといわれます。この水を飲むと病が治り、乳の出がよくなるというご利益があり、別名を「乳出の御霊水」とも。そして井戸のそばには、乳出銀杏と呼ばれるイチョウの木があります。紫陽花に気をとられて、井戸やイチョウの写真を撮ってくるのを忘れました~(すいません!)しかたないので、秋に撮影した写真をご覧ください~。 日像菩薩誕生水 乳出銀杏②イチョウは気根が発達しやすい。イチョウは気根(きこん)が発達しやすいという性質を持っています。通常、根は土の中に延びますが、幹や茎から空中に伸びるものがあり、これを気根といいます。本土寺の乳出銀杏は気根がたくさん出ている様子が乳房のようだということで、こう呼ばれています。うう~、乳出銀杏の気根の写真を撮り忘れたあ~。(しっかりせい~)しかたないので奈良・一言主神社の御神木『乳イチョウ』の写真を貼っておきます。気根がたくさん出ている様子がわかりますね。 乳出の御霊水と呼ばれるのは、かたわらにある乳出銀杏と関係があるのかもしれませんね。③水を噴き出すイチョウで、イチョウは水分を多く含んでいるため、火事になって熱されると、大量の水蒸気を放出するのだとか。そのため、防火用にイチョウが植えられることも多いそうです。本土寺の本堂は1452年に火災のため消失しています。そのため、9世日意・10世日瑞は本堂再建のため、勧進事業を行っています。1452年の火災のときに大量の水蒸気を出したのを見て、乳出銀杏と名付けられたのかも?また「日像上人が産まれたときに清水が湧きだした」というのは、日意・日瑞らが勧進を行う際、乳出銀杏に関連づけて創作したものだったりして? ※まとめサイトなどへ無断で転載することはおやめください。歴史ブログ・旅 free style もよろしくお願いします~。毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!にほんブログ村
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