勧修寺 桜 『浅田真央さんは最後までミラクルだった!』 

京都市山科区 勧修寺
2017年4月初旬

勧修寺 門 桜2 
勧修寺と浅田真央さんには何の関係もありません。
でも勧修寺の清楚な桜の花が真央さんにぴったりだと思いませんか?(ほんとはネタ切れ・・・笑)

●浅田真央さん引退

京都に桜を見に行ったその日の夜、浅田真央さん引退のニュースを聞きました。
それから各局で特番が組まれるなど大変な騒ぎに。
「北朝鮮が爆弾を撃ってくるかもしれないのに、浅田真央ちゃんの引退ばかり騒いでマスコミはなんだ!」という意見はもっともです。
でも引退がこれほど騒がれたスポーツ選手は他にはいないと思います。
あらためて浅田真央さんのすごさを実感しました。

佐藤コーチによると、膝の具合が悪く十分に練習できないことが引退決断の原因とのこと。

勧修寺 門 桜

●トリプルアクセルを跳ぶ15歳の少女がグランプリファイナル優勝


2005年、可憐な『くるみ割り人形』とトリプルアクセルを見て、世界中の人が15歳の少女に恋をしてしまった♡
シニアデビューだったこの年、なんとあのスルツカヤを破ってグランプリファイナル優勝。
スゴイ!

●ダウングレードをとられても世界選手権優勝


その後、ルール変更がありましたね。
ジャンプの回転不足はダウングレードされ(3回転は2回転とみなす)さらにそこから減点されることになってしまいました。
これは痛いです。
まるで「高難度ジャンプを跳ぶな」と言っているかのようなルールです。

このルール変更のせいで、3-3のコンビネーションジャンプを跳ぶ女子選手はほとんどいなくなりました。
もう一人の天才・安藤美姫さんも四回転サルコウを跳ばなくなってしまいました。
そんな中で浅田真央さんはトリプルアクセルを跳び続けました。
ダウングレードをとられることも多かったですが、ダウングレードをとられても上位に食い込んでいたのがスゴイ!
仮にダウングレードをとられても上位に食い込めるという自信があったのでトリプルアクセルを跳び続けることができたのではないかと思います。

2010年バンクーバーオリンピックではショートの『仮面舞踏会』で1度、フリーの『鐘』で2度のトリプルアクセルに成功。
しかし失敗もあって銀メダルでした。

そのあとの世界選手権ではフリーでは2本跳んだトリプルアクセルのうち、コンビネーションにしたほうがダウングレードをとられています。
それでも優勝しちゃった!

勧修寺 桜

●ジャンプ見直し。

その後、浅田真央さんは佐藤信夫コーチについて1からジャンプを見直しています。
浅田真央さんのジャンプは飛び上がる前に失速するという指摘があり、それを修正しようと考えたのでしょう。
いやー、でも誰でもジャンプに多少の癖とか欠点があるんじゃないですかね?
あの高橋大輔さんでも着氷で詰まり気味になることが多かったと思うし、宇野昌磨さんは着氷の際こらえ気味ですよね。
当時よく言われていたことですが、長年の習慣で身についてるものを修正するのは右利きを左利きにかえるようなもので大変ですよ。
ジャンプの見直しなんてしなくていいよ~、浅田真央さんのジャンプはそのままで十分美しいよ~、と思っていました。
だけど浅田真央さんはこれに果敢にチャレンジ。
そのせいで成果がでなくても試合に出続けました。
これは並大抵の精神力ではない~。スゴイ!

●最後まで進化しつづけた浅田真央

2014年ソチオリンピックではショートの『ノクターン』で失敗して16位だったものの、フリの『ピアノ協奏曲第2番』で8つのトリプルジャンプに成功!
(ルッツはエッジエラー、トリプルフリップ+トリプルループ・ダブルアクセル+トリプルトゥループのセカンドジャンプはアンダーローテーションでしたが)
これは女子フィギュア史上最高難度の構成です。

ソチオリンピックの後、1年間休養し、2015年ジャパンオープンに出場。
このときのトリプルアクセルをみてびっくり!
失速することなく、完璧に流れの中で跳んでる~。

グランプリシリーズ中国大会の『素敵なあなた』ではトリプルアクセル、トリプルフリップ+トリプルループのコンビネーション、トリプルルッツという構成で、自身が持っているショートの最高得点78.66を塗り替えて80点出る!と思っちゃった。
78.66を出したのは2014年のソチオリンピック後の世界選手権で、トリプルアクセル、トリプルフリップ、トリプルループ+ダブルループという構成でした。
それに比べると中国大会『素敵なあなた』は3回転+3回転のコンビネーションジャンプも入っているし、2014年世界選手権よりも基礎点の高いジャンプ飛んでいるし、演技も完璧に見えた!

ところが残念ながらコンビネーションのセカンドのトリプルループがアンダーローテーション、トリプルルッツがエッジエラーで71・73でした。
ほんっとうに回転不足とかエッジエラーとか悩ましいです。
ジャッジが目測で判定するので見落としがあったり、特定の選手に厳しいように見えたり。

浅田真央さんのセカンドジャンプはトゥループじゃなくて難度の高いループなんですよね。
セカンドのループジャンプは回転不足がとられやすく、もうちょっと回転不足を甘めにしないとセカンドにループを跳ぶ選手がいなくなるという指摘もありました。

でもエッジエラーがとられることが多かったルッツも2016年の全日本選手権では認定され、加点もついた!
最後まで進化しつづけた浅田真央さん。スゴイ!

勧修寺 観音堂-桜2

●年々進化する表現力

浅田真央さんのすごさはジャンプだけではありません。
表現の面でも年々進化してきましたね。
『くるみ割り人形』のころのトリプルアクセルは高さと切れがあって素晴らしかったです。
でも個人的にはキャリアを積んでからの表現力のほうがトリプルアクセルよりも素晴らしいと思います。

『鐘』
怒りを表現したスケートってそれまであったでしょうか。スパイラルのときの表情はまるで阿修羅のようでした。

『アイ・ガット・リズム』『メリーポピンズ』
2005-2006年の「くるみ割り人形」はかわいかったです。
2012-2013年の「アイ・ガット・リズム」「メリーポピンズ」はかわいいだけでなく、エレガントさも加わって妖精っぽさがさらにアップ~。

『愛の夢』『蝶々夫人』
美しさ・優しさの中にはかなさが感じられて、胸がじーんと熱くなりました。
天女というか、菩薩というか、ちょっと日本的なイメージがあるのもいい~。

『Ritual Dance』
いちばん好きなプログラムは2016-2017年の『Ritual Dance』です。
ショート・フリーともこの曲でしたね。
同じ曲をショートではミステリアスな魔術師、フリーでは情熱的菜恋をする未亡人を演じ分けていますね。
現役最後のシーズン、膝の調子がよくなくてジャンプが決まらないことが多かったですが
ジャンプ以外の表現に対し、佐藤コーチは「やあ、うまいなあと思って見せてもらっています。そういうところがはっきりと成長していると思う」とおっしゃっていましたね。
全くそのとおりでジャンプを失敗しても惹きつけられる演技でした。

勧修寺 観音堂 桜


●順位を気にして構成をさげたりしない侍真央。

現役最後の試合となった全日本選手権、ファンからは「ショートはトリプルアクセルやめてダブルにして。そうすれば世界選手権に行ける」との声があがっていました。
ジャンプの構成を下げると基礎点は下がりますが、加点(出来栄え点)がつきます。
今季、浅田真央さんはトリプルアクセルを失敗することが多かったので、そういう戦略で行くべきだと言う意見ですね。

全日本選手権ショートで12位だった村上佳菜子さんはフリーでは構成を落として総合8位まで順位をあげてきました。
村上佳菜子さんは構成をさげはしたものの、すばらしい演技でした。

でも浅田真央さんは構成をさげませんでした。
ショートではトリプルアクセルを跳ぼうとしてシングルアクセルとなってしまい8位。
フリーではトリプルアクセルを跳ぶも転倒。
しかし彼女の表現力に惹きつけられた観客はスタンディングオベーションで彼女を称えました。
結果は総合で12位。
元コーチの山田真知子さんは笑顔で「真央らしい」と言いました。

桜が散るように潔い浅田真央さんの現役最後の演技でした。
まるで侍のよう。
ルッツは認定で加点までついたし、最後まで浅田真央さんはミラクルでした。

一時期、ネバーエンディングストーリーのテーマが浅田真央さんのテーマソングのように流されていましたね。
先日の特番でも流れていました。
物語は終わりではなく、これからも真央さんはミラクルで光り輝いていることでしょう。

これからもずっと応援しています。

勧修寺 観音堂 桜2 

 



動画お借りしました。動画主さんありがとうございます。



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[2017/04/17 00:00] 京都府 | トラックバック(-) | コメント(-)