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大豊神社 しだれ梅としだれ桜 『ネズミの落とし穴』 

京都市  大豊神社
2015年3月下旬 撮影

大豊神社 しだれ桜としだれ梅  
しだれ梅としだれ桜の競演に出会ったー。

①大国主に「穴に隠れろ」と教えたネズミ

大豊神社境の大国社には狛ネズミさんがいます。

大豊神社 狛鼠 阿形 

記紀に大国主とネズミのこんな話があります。

大国主は兄たちにいじめられて二度死にましたが二度とも生き返りました。
大国主の母は「ここにいたらまた兄たちに殺されてしまう」と大国主を木国のオオヤビコのもとにいかせました。
兄たちはオオヤビコのところまで大国主を探してやってきたので、オオヤビコは木の股から大国主を逃がしました。
そして大国主に「根の国のスサノオのところへ行くように」と言いました。
根の国でスサノオは大国主にいくつかの試練を与えました。
蛇がいる室に寝させたり、百足と蜂のいる部屋に寝かせたり。
いずれもスサノオの娘・スセリヒメが大国主を助けてくれました。
次にスサノオは野原に落ちている鳴鏑を拾ってくるようにと大国主に命じました。
そして大国主が野原に入ると野に火を放ちました。
大国主のもとにネズミが現れて「内はほらほら、外はすぶすぶ」(穴の内側は広い、穴の入り口はすぼまって狭い)といいました。
大国主がその場を踏むと穴の中に落ち、火に焼かれずにすみました。


大国社に狛ネズミが置かれているのは、この物語にちなむものなのでしょう。

大豊神社 狛鼠 吽形

②ネズミの落とし穴?

東京都北区七社神社裏貝塚の縄文後期ごろの土坑の中から大量のネズミの骨が出土しています。
土坑とは発掘調査をした際に見つかった人為的に掘られた穴のことで、目的がはっきりしないもののことをこう呼んでいます。

その土坑からは魚の骨や貝殻なども廃棄されています。
ということは、ネズミの骨は、食べたのち捨てられたネズミなのでしょうか?

それにしては、全身の部位が残っているものが多く、焼いた形跡もありません。
まさか、縄文時代の人々はネズミを生でかぶりついていた?

大豊神社 しだれ桜としだれ梅3

この土坑はネズミの落とし穴だったのではないかとも考えられています。
昔からネズミは田畑や家の中に出没しては食料品を食べたり、柱をかじったりするので嫌われており、駆除されていた可能性が大です。

古にはこのようなネズミの落とし穴を作る習慣があり、それでネズミが大国主に穴に隠れろと教えたという話が作られたのではないでしょうか?

大豊神社-辛夷 


大豊神社 しだれ桜としだれ梅2 



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[2017/03/27 00:00] 京都府 | トラックバック(-) | コメント(-)