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鞍馬寺 雪 『思いやりを繋ぐワラの綱』 

京都市左京区 鞍馬寺 由岐神社

①鞍馬寺で観音様の化身に出会った。


山電車・鞍馬駅を降りるとすぐ鞍馬寺の仁王門が見えてきます。

鞍馬寺 仁王門 雪 
鞍馬寺 仁王門 

この仁王門から鞍馬山中腹にある本堂へ向かうには二つの方法があります。
ひとつはケーブルを利用する方法、もうひとつは九十九折の道と呼ばれる坂道を登っていく方法です。
ケーブルを利用するとあっという間につきますし、体力的にも楽です。
でも由岐神社は九十九折の道沿いにあるので、ここをお詣りするには九十九折の道を行かねばなりません。

由岐神社 割拝殿 雪 
由岐神社 割拝殿

鞍馬寺の受付で係の方と少し雑談をした際に、「ケーブルを使われますか」と聞かれたので
私は「ケーブルで登り、帰りは九十九折の道を降りて途中で由岐神社をお詣りするつもりです。」と答えました。
すると係の方は「逆にした方がいい。徒歩で上って、ケーブルで降りるべき」と教えてくださいました。

この日、鞍馬寺には結構雪が積もっていたのです。
確かに、雪の坂道はすべるので降りるほうが大変かもしれません。

係の方は「よかったら、アレをつかってください」と箱を指さしました。
箱の中にはわらで作った綱がたくさん入っていました。
そしてその方はひざまづいて、私の靴に綱を結んでくださったのです。
なんて親切なんだ!と大感激~。

この方、もしかして観音様の化身?

鞍馬寺 すべり止めの藁の綱

ワラは滑り止めに最適!

靴に結んでいただいたワラの綱、もしかしたら注連縄を再利用したものなのかも?
そうだとすると、とても神聖なものを踏ませていただいてるわけで、ありがたーい気持ちになりますね。

それに、雪の中をどれだけあるいても全然滑りませんでした。
ワラの滑り止め効果ってすごいですね。

今も藁草履は沢登り用に販売されているそうです。
http://www.yoshiki-p2.com/outdoor/id=87

雪国の人が藁沓をはいていたのも、古の人々の知恵だったんですね。

鞍馬寺 金剛寿命院 雪 
鞍馬寺 金剛寿命院

普通の人が素晴らしい。

あちこち旅する中で、それはもう大勢の方に親切にしていただいています。
カメラマンさんはいい撮影スポットなど教えて下さいますし
道を尋ねると皆さん親切におしえてくださいます。
どんくさくて上った土手からおりれないでいるところに手を貸してもらったり
なんか食べ物いただくことが多いんですが、もしかして私ってひもじそうな顔してるのかな?

で、観音様の化身のようなそういう方々が、普通のおじさん、おばさん、普通のお兄さん、お姉さんだったりするんですよね。

鞍馬寺 本堂 雪 
鞍馬寺 本殿 金堂

②思いやりの心は伝染る。

で、人から親切にされると、不信心者の私でも、自分も他人に親切にすることで、お返しをしたいと自然に思うんですね。
思いやりの心というのは、伝染るんですね~。


鞍馬寺 多宝塔 雪 

鞍馬寺 多宝塔




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[2017/01/25 17:20] 京都府 | トラックバック(-) | コメント(-)