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大神神社 繞道祭 『日の神は語呂合わせで火の神に神格を変えられた?』 


奈良県桜井市 大神神社 
繞道祭・・・1月1日 午前0時ごろより

先生、師匠、楠木先輩、いろいろ教えてくださってありがとうございました!おかげ様で楽しかったです!

①繞道祭


古い年が生き、新しい年がやってくる元旦の午前0時すぎ。
どこからか流れてくる除夜の鐘を聞きながら、私は私は大神神社の摂社・檜原神社に立っていました。

大神神社 繞道祭 檜原神社にて 
檜原神社に繞道祭の松明の行列がやってきました!
松明の火は新年があけるとまもなく大神神社の拝殿東方で切り出されたものです。
この火を松明に点火し、行列を作って大神神社の摂末社18社を駆け巡ります。

またこの火をカイロや火縄で移し取り、各家の神棚に備えたり、お雑煮を作ると無病息災のご利益があるといわれています。

②大物主神とニギハヤヒは同一神だった?
妙性寺縁起は小野小町の次のような伝説を伝えています。

晩年、小町は天橋立へ行く途中、三重の里・五十日(いかが・大宮町五十河)に住む上田甚兵衛宅に滞在し、「五十日」「日」の字を「火」に通じることから「河」と改めさせた。
すると、村に火事が亡くなり、女性は安産になった。
再び天橋立に向かおうとした小町は、長尾坂で腹痛を起こし、上田甚兵衛に背負われて村まで帰るが、辞世の歌を残して亡くなった。

九重の 花の都に住まわせで はかなや我は 三重にかくるる
(九重の宮中にある花の都にかつて住んだ私であるが、はかなくも三重の里で死ぬのですね。)

後に深草の少将が小町を慕ってやってきたが、やはり、この地で亡くなった
(妙性寺縁起)


五十日→五十火→火事になる→五十河→河の水で火が消える→火止まる→ひとまる→人産まれる

このような語呂合わせのマジックで村の火事はなくなり、女性は安産になったというわけですね。

これと同じような語呂合わせで日の神は火の神へと神格を変えられたのではないでしょうか。





毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!

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[2017/01/05 00:00] 奈良の祭 | トラックバック(-) | コメント(-)