千葉県浦安市 旧宇田川家住宅
大正時代にタイムスリップ!
宇田川商店さん(こんな屋号だったかどうかわかりませんが~)に行って着物の反物を見せてもらいましょう~♪
宇田川商店さんは明治2年に建てられた立派な建物で、表が店舗、裏が住宅になっています。
お店に入るとすぐに2階から店主が出てこられましたよ。
どうして2階にいた店主は客が来たのがわかったんでしょうか?
「あれっ? 大将、天井に穴あいてますよ!」
「ばれちゃいましたか~。あれ覗き穴なんですよ~。」
「2階はこんな感じになってるんですよ。この錘をどけると床に穴があいてて店の様子を見る事ができるんですよ~。」
「なるほど~!」
階段を下りて1階へ行きますと、壁に小さな窓のようなものがついています。
「大将、この小さな窓はなんですか?」
「ここに手をいれて、雨戸を押し出すんですよ~」
「なるほど~!これは雨戸を出しやすいですね!」
「うちは呉服の他、米も商っているんですよ。あれは足踏み脱穀機です。大正元年に発明されたものです。」
「自転車のスポークにあたったもみが飛び散るのを見て発明されたそうです。
踏み板を足で踏んで上下に動かすと、ドラムが回ります。
そこへ稲束を乗せて手で押さえると、やまがたの針金にひっかかってもみが落ちるというわけです。」
「なるほど~!昔の人の素晴らしい知恵ですね!」
※安井金毘羅宮の櫛祭に登場された方、東山花灯路で舞を披露された舞妓さんを合成しました。
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