2016年11月16日 撮影千葉県浦安市といえばディズニーランドですが、ディズニーランド以外の浦安を知りたくて町を歩いてみました。
●浦安は漁師町だった。
稲荷神社
稲荷神社には「大鯨の御社」ありました。
稲荷神社 大鯨の御社昔、このあたりは漁師町で、東京湾にはときどき鯨が迷い込んできたそうです。
浦安魚市場
旧大塚家住宅茅葺屋根の旧大塚家住宅は裕福な漁師さんの家だったそうです。
旧大塚家住宅内部
清瀧神社
大蓮寺
花蔵院
豊受神社
豊受神社 富士塚●富士塚豊受神社・清瀧神社・稲荷神社には富士塚がありました。
鳥居には「浅間神社」と書いてありますね。
浅間神社って関西ではあまり見かけません。
浦安には江戸川沿いに富士見という地名があります。
この日は残念ながら見えませんでしたが、天気がいい日にはこのあたりから富士山が見えるのでしょう。
浅間神社というのは富士山の神・浅間大神(コノハナノサクヤヒメ)を祀る神社なのです。
●浅間は火山を意味する言葉?浅間神社って長野県の浅間山の神様を祀る神社なのかと思っていました。(汗~)
浅間山は火山で2015年にも噴火していますが、かつて富士山も活発に火山活動をしていたようで781年、800年~802年、864年、1707年に噴火したという記録が残されています。
アイヌ語で「アサマ」は「火を吹く燃える岩」または「沢の奥」という意味であり、富士山の神を浅間大神というのは富士山が火山であるからだとする説があります。
浅間山とはそのものずばり火山という意味だというわけですね。
●火の中で出産したコノハナサクヤヒメ浅間大神とはコノハナサクヤヒメのことだとされていますが、これはなぜなのでしょうか?
コノハナサクヤヒメとはオオヤマツミの娘です。
天孫ニニギが高天原から葦原中国に天下った際、オオヤマツミは二人の娘・イワナガヒメとコノハナサクヤヒメをニニギの妻として差し出しました。
面食いだったニニギは美しい妹のコノハナサクヤヒメは妻として娶りましたが、姉のイワナガヒメはブサイクだとして送り返してしまいました。
オオヤマツミは大変残念がってこう言いました。
「天孫の世が繁栄するようにとの願いをこめてコノハナサクヤヒメを、天孫が長寿を得られるようにとイワナガヒメを差し出したのに!」
そういうわけで天皇の寿命は短くなってしまったそうです。
ニニギの妻となったコノハナノサクヤビメは一夜で身篭りました。
するとニニギは「本当にオレの子か?国津神の子なんじゃないか?」と疑いました。
コノハナサクヤヒメは、「天津神ニニギの本当の子なら何があっても無事に産まれてくるはずですわ!」といい
産屋に火を放ちました。
そして燃え盛る産屋の中でホデリ・ホスセリ・ホオリの三柱御子を産みました。ちなみに、ホオリの孫が初代天皇の神武天皇です。
火山の噴火口は女神の女陰というわけで、火山である富士山の神はコノハナサクヤヒメとされたのではないでしょうか。
別の日に浦安から撮影した富士山です。
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[2016/11/24 10:32]
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