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北野異人館 萌黄の館 『天神さんが見つめる町』  

 神戸市中央区 北野異人館 萌黄の館

萌黄の館 外観 
●萌黄の館

萌黄色の壁が目をひく異人館・萌黄の館。
1903年、アメリカ合衆国総領事ハンター・シャープの邸宅として建てられました。
その後1944年に神戸電鉄社長の小林秀雄が買い取り、1978年まで住んでいたそうです。

萌黄の館 ピアノのある部屋

●ストロボをバウンズさせて撮影


ストロボを天井にバウンズさせて撮影しました。
こうすると手持ちで撮影できますし、変な影も出にくいです。(トイレやバスルームはちょっと影が出てしまったけど)
またストロボなしで撮影すると窓からの光が強すぎて白飛びしたりゴーストやフレアが入ったりしやすいですが
ストロボを使うと室内と窓からの光のバランスがとりやすいです。

萌黄の館 ドレッサーのある部屋

ただ、天上にバウンズさせるのって天上が白いからこそできることなんですよね。
日本にもすてきな家がたくさんありますが、たいてい天井茶色なので、ストロボを天上にバウンズさせるとセピア色の写真になってしまう~。
感度あげて撮影するとストロボいらないけど、画質が荒くなるし、何かいい方法ありませんか?

萌黄の館 応接室 

●北野異人館

江戸末期、日本は長年の鎖国をとき開国しました。
海岸沿いに神戸居留地が作られましたが、1880年頃より内地雑居が認められるようになって北野の地に外国人の住宅が作られるようになりました。

萌黄の館 ベッドルーム

●外国人は白紙で臨んでよい所に着眼する。

なぜこの北野の地に数多くの異人館が作られるようになったのでしょうか。

http://www.city.kobe.lg.jp/information/public/online/hyakkei-hanga/hyakkei69.html
上記サイトに次のように記されています。

「不動坂を旧サッスーン邸の前まで登ったところです。『新神戸百景59.北野』では、この坂の上から神戸港を見下ろす風景が描かれています。木版画を見て池長孟は、外国人は白紙で臨んでよい所に着眼するのが癪(しゃく)だと、北野に住む外国人は目の付け所がよいと表現しています。」

「外国人は白紙で臨んでよい処に着眼するのが癪」だということは、日本人は何らかの先入観を持っていてこの土地にあまり住居を建てなかったということでしょうか?
とすれば日本人はどのような先入観を持っていたのでしょうか?

 萌黄の館 子供部屋

 ●福原京

1180年、平清盛は平安京から福原京に遷都しました。
福原京は現在の兵庫県神戸市中央区から兵庫区北部あたりにあったとされます。
福原京には経ヶ島という人工島が作られたそうです。
当時、人工島を作る技術があったということに驚きますが、長い年月の間に地形が変わってしまって経が島がどこにあったのかわからなくなってしまいました。
また福原京は源義仲によってことごとく焼き払われてしまって遺構は何一つ残っていないのだとか。
ちょっとぐらい残しておいてくださいよ~、義仲さん!

えー、それはさておきまして、この福原京の鬼門鎮護として、京都の北野天満宮を勧請したそうです。
北野という地名はこの地に北野天満宮があるところから名づけられました。

萌黄の館 バスルーム

●怨霊として恐れられた菅原道真


北野天満宮(写真はありません。すいません!)は怨霊として有名な菅原道真を祀る神社です。

菅原道真は藤原時平の讒言によって大宰府に左遷となり、数年後に失意のうちになくなりました。
その後、都では天変地異や疫病が流行しました。
そして清涼殿で干ばつ対策会議を開いていたところ、急に暗雲がたちこめて雷雨となり清涼殿に落雷が落ちるという事件が発生します。
その際、道真左遷にかかわった人物が大勢死傷し、「道真の怨霊の祟りじゃあ~」と畏れられました。
醍醐天皇はこの事件から3か月後に崩御されましたが、死因は清涼殿落雷によるショックから極度のノイローゼに陥ったためともいわれています。

萌黄の館 ソープディッシュと水道栓

 ●鬼を鬼で封じる?

さきほど、北野天満宮は福原京の鬼門鎮護の社であると書きましたが、鬼門とは鬼が出入りするとされる方角のことです。
その鬼門鎮護に怨霊・菅原道真を祭る社を置くというのは、鬼を鬼(怨霊=菅原道真)で封じようというわけですね。

京阪沿線は大阪からみて鬼門にあたるとして今でも忌む人がいますが、北野も鬼門にあたる場所だということで忌まれたのでしょうか?

萌黄の館 トイレ


毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!

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[2016/09/10 00:14] 兵庫県 | トラックバック(-) | コメント(-)