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大阪城 花水木 『六本指の秀吉が指を切断しなかった理由』  

大阪市中央区 大阪城
撮影 2013年4月18日


大阪城 花水木 白

●秀吉は六本指だった

太閤さん(豊臣秀吉)の城として大坂人に愛されている大阪城。

以前の記事、大阪城 桜 『豊臣秀吉は六本指でバセドウ病だった?』  で豊臣秀吉は六本指(多指症)だったと書きました。
これはルイス・フロイスの『日本史』や前田利家の『国租遺言』に記されていることなので、たぶん事実ではないかと思います。
多指症は結構多く、秀吉の時代、多指症は幼いうちに切断していたようです。
しかし秀吉は指を切断することはせず、天下人になるまで六本指であることを隠しもしなかったということです。

●織田信長が秀吉を気に入っていた理由

そんな秀吉が仕えていたのが織田信長です。
秀吉は信長の草履を懐にいれて温めるなど、細やかな気配りができる人物であり信長は大変秀吉を気に入っていたようです。

ですが、信長が秀吉を気に入っていたのは気配りができるというほかに、秀吉が6本指だったこともあるのではないかと思ったりします。

ルイス・フロイスが書いた書簡の中に「織田信長は第六天魔王と称した。」と記されています。

第六天魔王とは仏教の修行を妨げる悪魔のことです。
なるほど、信長は多くの寺や仏像を破壊し、多くの僧侶を殺害した信長に、第六天魔はぴったりなニックネームだと思います。

第六天魔王について、もう少し詳しく調べてみました。

仏教には六道(地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人間界・天上界)や十界(六道の上に声聞界・緑覚界・菩薩界・仏界をくわえたもの)という世界観があります。


上から順に並べてみましょう。
仏界ー菩薩界ー緑覚界ー声聞界ー天上界ー人間界ー修羅界ー畜生界ー餓鬼界ー地獄界
ピンク色文字が六界、六界に青色文字を加えたものが十界

十界のうち、人間界から地獄界までを俗界といいます。


仏界ー菩薩界ー緑覚界ー声聞界ー天上界ー人間界ー修羅界ー畜生界ー餓鬼界ー地獄界
ピンク色文字が俗界

ですが、天上界はさらにいくつもの段階に分かれ、下部の六つの天(他下自在天・仏楽天・兜率天・忉利天・夜摩天・四天王衆天)は俗界に含まれます。


この六つの天の中の最上位、他下自在天のことを第六天といい、信長はその第六天に住む魔王であると称したわけです。

そういうわけで、信長は六という数字が気に入っており、六本の指を持つ秀吉を気に入ったのではないかと思います。
もしかすると、秀吉は信長が六という数字が好きだと察して、指を切断しなかったのかも?


大阪城 花水木 赤  
しかし天下人となった秀吉の肖像画は、右手の親指(秀吉は親指が2本あった)は隠すように描かれています。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toyotomi_hideyoshi.jpg

天下人となった秀吉はなぜ急に六本指を隠すようになったのでしょうか。
もしかして、第六天魔王を称した信長より自分は上位の天の王である、ということを示したかったのかも?

造幣局 桜 

大阪城へ行った帰りは造幣局の通り抜けへ。




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[2016/04/18 00:00] 大阪府 | トラックバック(-) | コメント(-)