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伏見の春 長建寺 『遊女たちの守護神を祀る寺』 


京都市伏見区 長建寺
撮影 3月25日、4月1日


松本酒造 菜の花 撮影 3月25日

↑ 住吉酒造さん・・・じゃなかった、松本酒造さんです。
菜の花はあまり咲いていませんでしたが、素敵な建物なのでパチリ。
創業1791年、この建物は大正11年に建てられたもので近代化産業遺産に認定されています。

坂本龍馬 避難の材木小屋跡 

↑ 松本酒造さんから大手筋通を東に歩いていくと「坂本龍馬 避難の材木小屋跡」と記された石碑がありました。

寺田屋 椿 
撮影 3月25日

石碑の東南に寺田屋さんがあります。
1866年、ここで宿泊していた坂本龍馬が幕府伏見奉行の捕り方30人ほどに襲撃されるという事件がおきました。
龍馬はさきほどの材木小屋に逃れ、薩摩藩邸にいた大山彦八に救出されて助かりました。

伏見酒蔵 
撮影 4月1日


伏見はかつて伏水と記されていたそうで、豊かに湧き出る地下水を利用して昔から酒造りが盛んでした。
今でもたくさんの酒蔵が軒を連ねていますよ。

伏見 十石舟 
撮影 4月1日


1950年ごろまで、宇治川のほとりに伏見港があり三十石舟が伏見↔大阪間を行き来していました。
伏見濠川をいく観光用の十石舟が当時の賑わいを偲ばせます。

長建寺 桜2 
撮影 4月1日

伏見濠川のほとりにある長建寺はもうひとつの伏見の歴史を物語ります。
伏見中書島界隈はかつて遊郭だったそうです。
昭和33年の売春防止法で遊郭は廃止となったのですが。

かつて長建寺は遊郭が立ち並ぶ中にあり
御本尊の八臂弁財天は、技芸上達の神として遊女たちの信仰を集めていたそうです。

長建寺では宝貝守というお守りを授与しているそうです。
残念ながら買いそびれたので、今度行ったときにはぜひ買いたいです(笑)。

宝貝守の説明書には「貝は開運に通じ、貝は古代通貨の始まり、生命の根源である。」と記されているそうです。
「貝’(かい)は開運(かいうん)に通じ、貝は古代通貨の始まり」というのはわかります。
「貝が生命の根源である」とはどういうことでしょうか。

このお守り、片面は穴の開いた5円玉のようなコイン型のデザインなんですが
もう片面は女性のシンボルを象ってあるんですね~。

こちらのサイトの下のほうに写真が掲載されています。↓
http://www.cyzowoman.com/2012/05/post_5529.html

昔から貝は女性のシンボルに喩えられることが多かったようです。
それで「貝は生命の根源」であり、宝貝守と名付けられているのでしょう。

こういうお守りを授与しているのは、かつてこの付近が遊郭で遊女たちの信仰を集めていたことに関係するんでしょうね。

長建寺 桜 

撮影 4月1日

大聖歓喜天という仏教の神がいます。
大聖歓喜天は鬼王・ビナヤキャと十一面観音の化身・ビナヤキャ女神の男女双体の神で
二神が抱きあい、ビナヤキャ女神がビナヤキャの足を踏みつける姿で現されます。

鬼王ビナヤキャは大変祟る神であったのですが、ビナヤキャ女神にひとめぼれし、仏法守護の神になることを条件にビナヤキャ女神は鬼王ビナヤキャの妻となったのです。
また男神は荒魂で女神は和魂とする説もあります。
長建寺の御本尊は女神の弁才天ですが、ビナヤキャ女神と習合されているのではないでしょうか。

そして中書島の遊女たちはビナヤキャ女神や弁才天の化身だと考えられていたのではないかと思ったりします。

伏見 酒蔵 雪柳 
撮影 3月25日

毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!

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[2016/04/04 13:55] 京都府 | トラックバック(-) | コメント(-)