兵庫県加東市 播州清水寺
2013年11月9日撮影
大講堂清水寺と称する寺は日本中にたくさんあります。
もっともその多くが「きよみずてら」と読むのではなく、「せいすいじ」と読むようですが。
佐渡市新穂大野の新穂銀山の前に清水寺(せいすいじ)があります。
行ったことはないんですが、桓武天皇の勅願によって京都清水寺を模して造られた寺で、御本尊は千手観音です。
地元では『観音の合掌した手の先に大盛りの間歩(坑道のある山)がある』という伝承が伝わっているそうです。
坑道が伸びる様子が百足を思わせることから、坑道のことを百足穴といいます。
また千手観音は千手千眼観音ともいい、千の手にひとつづつ、千の目を持つとされます。
千手観音の千の手は坑道を、千の目は坑道の先にある鉱物をあらわしているのかも?
播州清水寺の播州清水寺には本堂がふたつあります。
ひとつは大講堂で御本尊は千手観音、ふたつめは根本中堂でご本尊は十一面観音です。
大講堂かつて播州清水寺の近くにも鉱山があったのでしょうか?
現在、播州清水寺の近くには平木蝋石を採掘する平木鉱山があります。
しかしこの鉱山は1961年に開山された新しい鉱山なので、播州清水寺の創建とは関係なさそうです。
でも清水寺の境内にちょっと気になるものがあったんですよ~。
不動明王の石像の後ろに洞窟のようなものが。
もしかしてこれは坑道の入り口?なんて考えてしまいました。
今度播州清水寺にいく機会があったら、お寺の人に聞いてみます。
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