大鳥大社の花菖蒲を見に行ってきました。

拝殿 ↓

お賽銭箱には鳳の紋が。(鶏みたいにも見える~)↓

大鳥大社の御祭神はヤマトタケルです。
ヤマトタケルは父に命じられて九州に向かい、女装してクマソタケル兄弟の宴会にしのびこみ兄弟を殺しました。
(堀五郎さんの『BL新日本史』によれば、ヤマトタケルはクマソタケルとベッドインし気がゆるんだところをグサッと刺したとか)
その後、出雲タケルを騙して殺し、さらに東国の蛮族を平定しました。
ヤマトタケルは次に伊吹山の神を倒しにいきますが、神の化身の白い大猪に氷雨を降らされ病を患ってしまいます。
ヤマトタケルは大和をめざしますが、途中、能煩野(三重県亀山市〉でなくなりました。
遺体は能煩野に葬られましたが、墓からヤマトタケルの魂が白鳥となって飛んでいきました。
白鳥は大和国琴引原、河内国古市を経て、最後に大鳥の地に舞い降りました。
そこでこの地にヤマトタケルを祀る神社を建てたといわれています。
白鳥陵(ヤマトタケルのものと伝わる墓)は奈良県御所市富田、大阪府羽曳野市軽里(軽里大塚古墳)のほか、能煩野など各地にあります。
軽里大塚古墳は古市古墳群の中で7番目に大きな前方後円墳です。
これら巨大な前方後円墳は地上から見たのではどんな形をしているのか、全くわかりません。
前方後円墳は鳥の目線を意識して作られているのではないでしょうか。
ヤマトタケルの魂が白鳥になって飛び立ったとあるように
古の人々は死んだ人の霊は鳥になると考えていたのではないかと思うのです。

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