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吉野 蔵王堂 如意輪寺 山桜 『さくらの語源』 

 
金峯山寺 蔵王堂 桜


吉野の桜が見ごろになっているようです。
開花状況はこちら → 2015吉野山桜開花情報

上の写真は2011年4月中旬に撮影した吉野の金峯山寺・蔵王堂、下は如意輪寺です。

如意輪寺 桜 

塔百景41


平安時代ごろより、吉野山に蔵王権現のご神木・桜を奉納する習慣が生じ、多くの桜が植えられるようになりました。

吉野山に奉納されたのは山桜です。
現在では桜というとソメイヨシノですが、ソメイヨシノは江戸時代に品種改良されたもので、平安時代にはソメイヨシノはなかったのです。
山桜はソメイヨシノのような華やかさはありませんが、ぼうっと煙ったようなピンク色が美しいですね。

さて桜という言葉の語源は諸説あります。

①「咲く」に接尾語の「ら」がついて「さくら」となった。
②記紀に登場する「このはなさくやひめ」の「さくや」が「さくら」と転化した。
③「さ」は神聖なものにつく接頭語(さみだれ、さおとめなど)、「くら」は神様の座る「御座(みくら)」

私は次のように考えています。

「さ」は神聖なものにつく接頭語で、「くら」は蔵王権現を意味しているのではないかと。
蔵王権現の「蔵」は「くら」と読みます。

つまり、「さくら」とは「蔵王権現」そのものをあらわしているのではないかと思うのです。
そのため、蔵王権現がすまう吉野山に多くの桜が奉納されたのではないでしょうか。

金峯山寺 蔵王堂 桜 

  
金峯山寺・・・奈良県吉野郡吉野町吉野山
如意輪寺・・・奈良県吉野郡吉野町吉野山1024

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[2015/04/09 00:00] 奈良県 | トラックバック(-) | コメント(-)