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法起寺 法輪寺 れんげ草 『斑鳩の塔が現存している理由?』 

奈良県生駒郡斑鳩町 法起寺 法輪寺 法隆寺
だいぶ前に撮影

法起寺 蓮華草

法起寺 蓮華草

①三基の塔が次々に現れる。


斑鳩の里を歩くと、田園風景の中に3基の塔が次々に現れます。
法起寺の三重塔、法輪寺の三重塔、法隆寺の五重塔です。
いずれも飛鳥時代に創建されたとされる古いお寺です。
法隆寺と法起寺の塔は世界最古の木造建築として世界遺産にも登録されていますね。

②法輪寺の塔、落雷で焼失

法輪寺の三重塔 も法隆寺や法起寺と同じく7世紀ごろに建てられたものが1944年まではあったそうですが、落雷をうけて消失してしまいました。

法輪寺 蓮華草 

法起寺 蓮華草

大和路の風景を撮っておられた写真家の入江泰吉さんは、このニュースを聞いてとてもショックだった、とおっしゃっていました。
その後、作家の幸田文さんらが寄付金を集め、1975年に三重塔は再建されました。
工事に携わったのは法隆寺の宮大工の棟梁、西岡常一さんです。
薬師寺西塔を再建したのもこの方でした。

薬師寺 日の出 

薬師寺 日の出 
向かって左が西塔、向かって右が東塔。
屋根の角度が違いますね。1000年たつとだいたい同じくらいになるとのこと。

法隆寺 夕景 
法隆寺 夕景
 
③斑鳩三塔はなぜ残ったの?

それにしても、1300年以上前に建てられた塔が最近まで3基とも現存していたということは驚くべきことだと思いませんか。
斑鳩という土地は気候が穏やかな土地だといえるかもしれません。 滅多に雪も降りませんしね。
また、南都焼き討ち(1181年、平重衡らが東大寺・興福寺など奈良の仏教寺院を焼き討ちにした 事件。)のような事件もなかったようです。

法隆寺・法起寺・法輪寺はいずれも聖徳太子に関係する寺院です。
梅原猛さんは著書『隠された十字架』の中で『聖徳太子は怨霊だった』と説かれました。
中門の中央に柱があったり、聖徳太子等身大の像と伝わる夢殿の救世観音の頭に後輩が直接釘で打ちつけられているのは、怨霊を封じ込めるための呪術的な仕掛けであるというのです。

File:GUZE Kannon Horyuji.JPG

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e8/GUZE_Kannon_Horyuji.JPG よりお借りしました。
作者 Tokyo Bijutsu Gakko [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由で


法隆寺 救世観音

聖徳太子の怨霊に対する恐れから、斑鳩の3つの寺は保護されてきたのかも?



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[2017/05/19 00:00] 奈良県 | トラックバック(-) | コメント(-)