
12月19日。円福寺はまだ少し紅葉が残っていました。


イチョウの葉は全部落ちてる・・・・はずだったんだけど
なんと大根の花が咲いていましたよ♪
これは日本版クリスマスツリーと言えるかもしれません。
何故ならば、クリスマスとはミトラ教の冬至祭を取り入れたものだといわれており
日本では大根焚の習慣がありますが、行われるのはだいたい12月の冬至に近い日だからです。
千本釈迦堂 大根焚・・・・12月7日、8日
了徳寺 大根焚・・・・・・12月9日、10日
宝山寺 大根焚・・・・・・12月1日
信貴山大本山 千手院・・・12月第1日曜日
大根焚は冬至の行事なのかも??

イチョウもまた、冬至のシンボルツリーだと私は思います。
冬至のことを一陽来復といいますが、一陽とイチョウは掛詞になっていますね。
またイチョウは樹形が太陽のように丸いものが多く(中には細長いものもありますが)
冬至に向かって、黄色い葉を1枚1枚落としていきます。
太陽の色は黄色なので、イチョウが落葉していく様子は、まるで衰えいく太陽をあらわしているかのようです。
そして、冬至が近くなると、すっかり落葉したイチョウの木に聖天さんのシンボルである大根を吊るし、太陽の勢いが再び増していくことを祈願する行事であったのかも?
昔、気になって撮った写真を思い出しました。↓
大阪府交野市の天田神社付近の民家の塀に貼ってあった張り紙が、気になったので写真を撮っておいたのでした。
「12月15日 大根鉢 達磨堂円福寺」と書いてあります。
大阪府枚方市の高田の地蔵堂にも同様の張り紙が貼ってあったと思います。
京都府八幡市、大阪府枚方・交野の農家から托鉢をして大根をもらい、1か月ほど干し、1年~3年つけて沢庵にするそうです。
春と秋の万人講で参拝者にもふるまわれるとのこと。
12月17日、18日に大根をイチョウの木にかける大根吊りが行われたようです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201217/2000038713.html
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