和歌山県田辺市 奇絶橋
山の岩肌に磨崖仏を発見!
堂本印象(1891年 - 1975年)の原画を彫ったものとのことです。
右会津川には巨岩がごろごろ。
これは磐座信仰のある土地にちがいないっ。
山につきささったかのような巨大な岩。
赤い橋を渡ると不動滝がありました。
滝の上部には不動明王堂がありました。
天井部分は岩になっていました。
上から3枚目の岩の下に不動明王堂が作られているんですね。
山道を登って磨崖三尊大石仏をまじかで見ることができました。
写真1枚目の磨崖仏ですね。
近くに大人の足跡というのがあるらしいのですが、見損ねました~
http://penginzu.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-4adf.html
昔、上秋津村の木村佐七という男が、龍神村に商いに行った。帰り道、疲れた佐七は、ついうとうとと滝の前で眠ってしまった。「こんなところで寝ないで、早く帰るがよい」との声に目を覚ますと、そこに錫杖を手に、一つ歯の高下駄を履いた3人の修験者が彼を見下ろしていた。驚く佐七をよそに、修験者たちは天狗のように軽々と崖を飛び降り、滝行を始めた。佐七は感心して見ていたが、目をそらした瞬間、3人は霧のように消え失せたという。「これは、きっとお不動様が注意してくれたのだ」と思い、ここに不動明王を祀るようになったと伝わる。 別名、赤城ノ滝。滝音が響き渡る中、滝の真横にある不動明王堂に入ると、大きく突き出した天井の巨石に驚かされる。
https://www.nwn.jp/feature/180602_kizetukyo/ より引用
この右会津川の風景は、大阪府交野市の磐船神社の岩窟を思いださせます。
http://www.osk.3web.ne.jp/~iw082125/gankutu.html
交野市には星の字のつく地名が多く、星の伝説が多いです。
また磐船神社の御祭神・ニギハヤヒについて、雲陽誌につぎのように記されています。
島根県松江市の松崎神社では延宝7年に石が掘り出され、古語『星隕って石となる』から神・ニギハヤヒの石として宝物にしました。
ニギハヤヒは星の神です。
この右会津川の辺りも、星がふった場所だと考えられていたのかも。
そして流星のことを天狗(あまつきつね)と記した文献もあります。
佐七の前に現れた修験者の正体とは、落ちてきた星ではないでしょうか?
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