兵庫県高砂市高砂町 工楽松右衛門旧宅江戸時代の面影を残す高砂の町並み

この階段は何かっていうと、高砂南堀川の港遺構の雁木です。
現在の港はもう少し先ですが、江戸時代はここまで港だったんですね。
正面に見えているのが工楽松右衛門旧宅です。

↑ 工楽松右衛門旧宅に展示されていたジオラマ。江戸時代はこんな感じの街並みだったのですね。
上の復元遺構の雁木は写真中央、小舟の左の二つの倉庫に挟まれたあたり。その向かって左手が工楽松右衛門旧宅です。
工楽松右衛門は海運業、港湾改修などを行い、耐久性のある帆布(松右衛門帆)を発明された方なのだとか。

玄関から続く土間。急な階段がありますね。
その下は収納できる引き出しがついてる!ビフォーアフターとかにでてきそうなアイデア♪
その奥は素敵なカントリーキッチン!(おくどさん)

屋内に井戸があるのって珍しくない?
雨の日も水汲みらくですね。
梯子の上はどうなってるのかな、と写真見て思ったw (ちゃんと見てこいよ~)

土間の上は吹き抜けになってる。
太い梁が美しいね。

これは扉かな?縄を緩めて下におとすのではないかと。

日差しもたっぷり入ってきます。

作り付けのタンス?手前の箱は鋏箱というそうな。
武家が外出する際、こまごましたものをこれにいれて、お供のものに持たせたと説明書がありました。
↑ 説明書のイラスト こんな風に使うんですね。

欄間のデザインが目をひきます。山脈かな?

↑ これは上から5枚目の写真の階段を上った2階。
壁には引き札が貼られています。
引き札とは江戸、明治、対象時代の広告チラシのことです。
パッチワークのような外壁は、古い舟の舟板をリサイクルした藻のではないかと考えられています。
虫食い跡もあったりして、味がありますね。
工楽松右衛門旧宅(兵庫県高砂市) レトロ家具と雑貨 に続きます~
まとめサイトなどへ無断で転載することはおやめください。
「旅 free style 」
「調べてみた。考えてみた。 」 もよろしくお願いします。

にほんブログ村
- 関連記事
-