Author:佳音
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七夕伝説は次のように伝えています。天帝には7人の娘がいました。末娘の織姫は娘たちの中で最も美人で機織りが上手でした。あるとき、天帝は彦星がまじめな性格であることを評価して、彼に牛の管理を任せることにしました。いつしか彦星と織姫は恋仲に。そして、恋愛に夢中になってそれぞれの仕事を怠るようになったのです。天帝は怒って二人を引き離し、年に一度、7月7日の夜呑み逢瀬を許すことにしました。織姫は天母によって天宮に連れ戻され、天母がかけた天の川によってふたりは会うことが出来なくなりました。しかし天の川に千羽の鵲が橋を作って二人の逢瀬の手助けをしてくれました。この話の中に天帝とでてきますが、天帝とは道教では天皇大帝のことをいいます。天皇大帝とは北辰(天の北極)を神格化したものです。さきほど星田妙見宮の話をしましたが、妙見大菩薩もまた北辰の神です。ただし、天帝が道教の神であるのに対し、妙見大菩薩は仏教の神です。しかし天帝と妙見大菩薩は習合して信仰されていました。すると天帝の7人の娘とは北斗七星のことだと思われます。もう1度、星田妙見宮の境内図を見てみましょう。貪狼星・ 巨門星・ 禄存星・ 文曲・ 廉貞星・ 武曲星・ 破軍星の七つの星は北斗七星を形成する星々です。 なぜか北斗七星のひしゃく形の配置にはなっていませんが、北斗七星の神々は変形されることが多かったように思われます。そしてこの北斗七星の神々のうちの一つの星が、織姫星に変身した、ということではないかと思います。 中山観音寺跡付近より交野山を望む※まとめサイトなどへ無断で転載することはおやめください。歴史ブログ・旅 free style もよろしくお願いします~。毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!にほんブログ村
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