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枚方寝屋川合同消防出初式 梯子乗り 『煙草の問題点は火災より依存性にある。』 


淀川河川公園にて

出初式 梯子車 

先着200名、梯子車に乗れますよ。(私は整理券もらいそこねました~泣)

①2018年の出火原因はたばこが最多

「2018年の出火原因はたばこが最多」という記事がありました。

下は消防庁の公開資料「火災の状況」より作られたグラフのようです。

↑ 出火原因の内訳(火災件数)(2018年)
↑ 出火原因の内訳(火災件数)(2018年)

https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20190912-00142309/ より引用

道を歩いていたら店の前に置かれているたゴミ箱が燃えているたことがありました。
慌てて店に入り、店の人に「ゴミ箱が燃えていますよ!」と知らせました。
たぶんですが、歩きながら喫煙していた人が、吸い殻をゴミ箱に投げ入れたのではないでしょうか。
しかしきちんと消火されておらず、ゴミ箱内の紙ごみなどに燃え広がっったのではないかと思います。

出初式 梯子の曲乗り 

梯子載り。梯子の上の人もすごいんですが、下の人にも注目してください。。
梯子は地面に固定されておらず、梯子の下にいる方々と、梯子につけた綱をひっぱっている方々が協力して支えています。すごい技ですね!


②灰皿に水を入れておく。

何をするにもリスクはつきもの。
多くの人は自動車に乗りますが、自動車事故もたいへん多いですね。
それにもかかわらず、自動車を運転したり乗る人は大勢います。
注意すればリスクは防げますしね。
車の事故はもらい事故もあって、自分に過失がなくても事故にあうケースもあります。
でも煙草は自分がきちんと管理しさえすれば火事になる確率はぐっと減ると思います。

灰皿に水を入れておく(結構臭いんですけどね~)。吸い殻を捨てる際には水につける。寝たばこをしない。

煙草の火災予防対策としては、まずこれで大丈夫かな?

出初式 梯子の曲乗り  
 

③煙草は麻薬

私は煙草が火災の原因のナンバーワンであることよりも、もっと重要な問題があると思っています。

肺がんになるから? 副流煙で他人に迷惑をかけるから?

それらも問題あるかもしれませんが、それ以上に私が問題があると思っているのは
「煙草が一種の麻薬であるのに、その事実が知られていない。」ということです。

出初式 梯子の曲乗り

こんな記事がありましたので、引用します。

タバコはれっきとした「薬物」である  石田雅彦

福島県郡山市の品川萬里市長が「タバコは嗜好品ではなく『薬物』」と発言し、JT(日本たばこ産業)などが発言の撤回を求めた意見書を提出して議論になっている。市長という立場から公的な発言とされ、地元の葉タバコ農家やタバコ販売業者などへの配慮から批判の声もあるが、市長は医学的な見地からの発言で謝罪を否定しているようだ。

ニコチンという薬物
 禁煙外来という医療機関がある。タバコを止めたいという意志のある喫煙者に対し、3割負担で禁煙治療の保険診療が可能となる病院や診療所だ。保険適用されていることで、喫煙習慣が「病気」と考えられていることがわかるだろう。

 なぜ喫煙が病気と考えられているかといえば、喫煙した結果、肺がんや心臓病などにかかるリスクが高まることもあるが、ニコチンの持つ強い依存性によるところが大きい。つまり、喫煙というのはニコチン依存症(Nicotine Dependence)という病気なのだ。

 タバコに含まれるニコチンは、呼吸器から数秒で脳へ到達し、いわゆるガツンという刺激を与える。生まれて初めての喫煙で頭がクラクラしたり気分が悪くなったりするが、喫煙を繰り返すうちにニコチン依存が急速に進んで止められなくなる。

 ニコチンの依存度の強さはコカイン並だが、喫煙を繰り返すことで嗜癖(Addiction)という精神的心理的な行動習慣を繰り返す障害にもなる。ニコチンは明らかに薬物依存症(Substance Dependence)を引き起こす薬物であり、タバコこそ喫煙者にニコチンを供給するための実体そのものであることはいうまでもない。


画像

タバコ(Tobacco)やその他の薬物を依存性(Dependence)と身体的な有害性(Physical Harm)で比較した図。タバコは大麻(Cannabis)やLSDより依存性や身体的な有害性が強く、依存性はコカイン(Cocaine)よりやや下程度だ。Via:David Nutt, et al., "Development of a rational scale to assess the harm of drugs of potential misuse." The LANCET, 2007

 ニコチン依存という薬物依存症の喫煙者を増やし続けるというのが、タバコ会社のビジネスモデルだ。ニコチンをなるべく早く脳へ到達させたり依存性を高めることを目的に、タバコ会社はこれまでも製品開発を倦まず弛まず行ってきた。ニコチン量はほぼ変わらない加熱式タバコも例外ではない。

 だからこそ、郡山市長が「タバコは薬物」と発言したことに対し、JTなどが激しく噛みついてきたのだろう。薬物依存症の患者を増やし続けるというタバコ会社のビジネスモデルが白日の下にさらされれば、自らの悪行が知れ渡り、今後のビジネスにも支障をきたしかねないというわけだ。

 前述した通り、タバコはニコチンという薬物を含む依存性の強い製品である。ニコチンが入っていないタバコなどあり得ないのだから、言葉の正確性を考えても郡山市長の発言に間違いはない。


https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20180711-00089002/より引用

出初式 梯子の曲乗り

④JT、「煙草は薬物」発言に撤回を求める。

なぜ、煙草を吸いたいと思うのでしょうか。

煙草の香りが好きだからとか、味が好きだから、という人もいます。
でも多くの喫煙者は「煙草が吸いたい」から煙草を吸っているのではないでしょうか。

実は私はかつてヘビースモーカーだったのですが、煙草を吸い過ぎて気持ち悪くなることがあり
気持ちが悪ければ煙草を吸わなければいいのですが、やっぱり煙草を吸ってしまうということがありました。

なぜそうなってしまうのか。
それは私がニコチン依存症だったということだと思います。

ニコチンが切れて禁断症状に陥る。そのため煙草を吸わずにはいられないのだと考えると
煙草の吸い過ぎで持ち悪くなっているにもかかわらず、煙草を吸ってしまう行動の説明がつくと思います。

アルコール依存症になると、仕事をしなくてはいけなくても、子供が泣き叫んでいても、お酒を呑むことを優先してしまい、生活に支障が生じます。

ニコチン依存症も同じで、煙草が切れると夜中でも買いにいきますし、しけもくでも吸ってしまいます。
飛行機の中で煙草を我慢できなくなってトイレで喫煙したなんて話もよく聞きます。

これらは喫煙者の倫理観、忍耐などが原因なのではなく、ニコチン依存症という病気が原因なのです。

しかし、JTや国は、煙草は薬物(麻薬)であると認めないばかりか、事実を語った品川市長に「発言撤回」まで要求しています。

そういうJTや国の姿勢は問題大ではないでしょうか。

出初式 梯子の曲乗り

⑤煙草の警告表示に「ニコチン依存症になる」と書くべきでは。

煙草のパッケージには警告表示といって、次のように書かれているそうです。

「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。」

一言も「ニコチン依存症になる」とはかかれていませんね。
これでは煙草を吸うとニコチン依存症になることを知らず、喫煙してしまう人がいて当然です。

パッケージにきちんと「煙草を吸うとニコチン依存症になります。ニコチンの依存度の強さはコカイン並です。」と書いておくべきではないでしょうか。

これはJTだけでなく、国にも責任があります。
警告表示はたばこ事業法第39条と、これに基づく財務省令(同法施行規則第36条の別表第一・第二)の規に基づき、財務省が決めているからです。

いきなり警告表示に「ニコチン依存症になる」と書くと、訴訟などがおきてやっかいなことになりそうです。
そのため、医学的に「ニコチン依存症になる」のは事実ですが、警告表示には書かないのではないでしょうか。

そしてJTは煙草を購入した人をニコチン依存症にし、煙草がないと生活できないようにして利益をあげているわけです。
麻薬の密売人とやってること変わらなくない?

出初式 梯子の曲乗り

⑥「煙草と肺がんは関係がない」はまちがい。

ちなみにある人が「煙草と肺がんは関係がない」と言っていますが、ふたつの点で勘違いをされておられます。

1.禁煙率が下がるほど肺がん死が増えると言っておられますが、煙草をすってすぐ癌になるのではなく、30年ほどかかって癌になるといわれています。ですから、禁煙率が下がってもしばらくは肺がんが増えるのはあたり前なのです。

2.率(喫煙率)と人数(肺がん死数)を比較してはいけない。
人口が増えるとそれだけで、死亡者数も増えます。

これに関しては私などより数倍詳しくかつわかりやすく説明されているサイトがあるので、そちらをお読みいただいた方がいいと思います。

リンクをはっておきますね。
https://www.gohongi-clinic.com/k_blog/667/

出初式 梯子の曲乗り 

⑦「煙草が必要な人がいる」もまちがい。

「煙草が必要な人がいる。」という人もいますが、これもまちがいです。

煙草が必要な人はいません。
なぜならば、煙草を吸い始める前から、煙草が吸えなくてイライラした経験がある人はいないからです。

煙草を吸い始める動機は、それが必要だからではなく、たいていは好奇心です。

昔の少女漫画では煙草を吸う登場人物がすごく多かったです。
「トーマの心臓」のオスカー、「はみだしっ子」のグレアム、アンジー。「メッシュ」のメッシュ、「カリフォルニア物語」のヒース、イーブ、「夜叉」の静などなど。
(「バナナフィッシュ」のアッシュは煙草吸ってなかったような気がする。)

それで私は彼らのまねして吸ってるうちにやめられなくなっちゃったw(バカ~w。でも作品はオモシロイのでお勧めです!)

で、「はみだしっ子」ではアンジーがグレアムに煙草を教えるわけですが、
アンジーが「いつかオレに感謝するようになるサ」と言ったのをグレアムが思い出し、「はい、アンジー。とっくに感謝していますよ。」と心の中でつぶやくというシーンがあります。
(友だちに借りて読んだので、手元に文庫本がありませんが、だいたいこんな感じだったと思うw。)

それは「嫌なことがあったとき、煙草を吸うと心が落ち着くので、煙草を教えてくれたアンジーに感謝している。」という意味だと思いますが
アンジーとグレアムは大変な勘違いをしています。

煙草を吸うと落ち着くのではなく、喫煙者はニコチン依存症なので、煙草を吸うと落ち着くのです。
ニコチンが切れるとイライラする→煙草を吸いたくなる→煙草を吸う→体内にニコチンが摂取されて落ち着く。
というわけです。

この勘違いはアンジーやグレアムだけでなく、多くの人がしていると思いますが、③で引用した文章に「喫煙を繰り返すうちにニコチン依存が急速に進んで止められなくなる。」とあるのは、まさしくこういう状態を指していると思います。

アンジー、グレアム、わかった?

出初式 梯子の曲乗り


⑧禁煙するとニコチン依存症はなおるけれど、もしかしたら強迫性障害にもかかっている?

禁煙するとニコチン依存症はなおるので、煙草を吸いたいという気持ちはなくなります。
私も煙草をやめることができましたし、多くの人が禁煙に成功していますね。
しかし、どうしても煙草をやめられない、という人もいます。

煙草をやめるのが難しいのは、ニコチンの薬物作用だけでなく、心理的な問題がからんでいるからではないかと思います。

どうしても煙草をやめられない、何度も禁煙したがことごとく失敗した、と言う人は
たぶん「煙草がないとやっていけない」と強く思い込みすぎていると思います。
それで、なにか大切なものをとりあげられたような、残念な気持ちになってしまうのだと思います。
(これは私の経験談ですw)

心の病については詳しくないのですが、もしかしたら「強迫性障害」かもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E8%BF%AB%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3

しかし、多くの喫煙者にこんな経験があると思います。
「なにかに夢中になって煙草を吸うのを忘れていたw」

煙草の禁断症状はそのくらい軽いのです。

ですから、次の3点を理解すると、必ず禁煙することができると思います。

㈠煙草を吸いたくなるのはニコチン依存症である。
㈡煙草を吸わないでいるとニコチン中毒は治るので、煙草を吸いたくなくなる。
㈢煙草の禁断症状は、時々吸うのを忘れるくらい軽い。

出初式 梯子の曲乗り2 

アレンカーの「禁煙セラピー」という本があります。
彼は医学の専門家ではありませんが、ヘビースモーカーだったという立場から、どうしたら禁煙できるか、について
よく考えてまとめた本だと思います。

私はアレンカーの回し者でもなんでもありませんが、良書だと思うので、禁煙したいと考えておらえる方には一読をオススメしたいです。
図書館で借りることが出来ると思いますよ♪


出初式

消防とはあまり関係のない煙草の話で失礼しましたw ネタ切れなもんで~w





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