Author:佳音
名前: メール: 件名: 本文:
足踏み脱穀機自転車のスポークにあたったもみが飛び散るのを見て発明されました。踏み板を足で踏んで上下に動かすと、ドラムが回ります。そこへ稲束を乗せて手で押さえると、やまがたの針金にひっかかってもみが落ちるというわけです。田の草取り器 向かって左から、唐箕(とうみ)・貯蔵器 貯蔵器の上にのっているハンドルのついた筒状のものは殺虫剤唐箕はもみ殻を外したあと、風をおこして穀物を 籾殻・玄米・塵などに選別するための道具です。中国の17世紀の書物に「風扇車」という名前登場し、中国で発明されたと考えられています。日本で唐箕について記された最も古い文献は1684年の会津農書(佐瀬与次郎衛門)です。円柱形の中に四枚羽の板が仕込まれており、ハンドルを回すと連動して板が回転し、風がおきます。そこへ唐箕の上部の漏斗から少しづつ穀物を落下させると、藁屑や実のない籾などは吹き飛ばされて向かって左側の出口から出てきます。実の詰まった重い穀粒は吹き飛ばされないので、手前(向かって右)の出口からでてきます。墨壺大工さんが木材にまっすぐに線を引くための道具です。車輪部分には糸が巻いてあります。 向かって右のくぼみは墨壺でここに墨を含ませた綿をいれます。糸を引き出すと糸に墨がつきます。この糸をピンと張ってはじくとまっすぐな線がひけるのです。城南宮 ちょうな始式 墨壺を用いて線をひく様子。向かって右の人は墨壺から引き出した糸をピンとはる役。向かって左の人は糸をはじいて印をつける役。ふいご風をおくる道具です。風をおくるしくみは下の図を見れば一目瞭然ですね。ウィキペディアよりお借りした鞴(たたら)の図です。https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bellows_2_(PSF)_generalized.png?uselang=ja作者はPearson Scott Foresmanさんです。何に使ったふいごなんでしょうね?煮炊きや風呂焚きに用いたのでしょうか?↑ 形は全然違いますが、これも鞴(箱鞴)で鍛冶屋さんなどでよく使われていました。箱の中に板が仕込まれており、これをひいたり出したりすることで空気を送ります。http://www7.plala.or.jp/daikazoku/kajiya/fuigo/index.html↑こちらの記事のイラスト、説明がわかりやすいです。霧笛これも鞴かと思ったのですが、よく見ると、送風口にラッパがついています。霧笛とよばれる船の汽笛です。大きな音がしますよ。 糸車 綿繰り型紙日本のステンシルですね。柄の細かさに見とれてしまいます。文字のもオモシロイ♪ 薬研(やげん)薬草をすりつぶす道具 菓子型和菓子屋さんで使っていたのでしょう。欧米のバターモールドににていますね。https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&aq=-1&ai=lCtAiCQMRq25Hxh1LMEfCA&ts=10964&ei=UTF-8&mfb=P031&fr=top_ga1_sa(バターモールド画像)醤油瓶 醤油をつくる道具はこちらにも多数掲載しています。↓湯浅の街並みと角長醤油資料館 『醤油搾り機と搾油器が似ているのは偶然?』 幻灯機 映写機クラッシックカメラ家事のときに活躍する道具とびぐちは木材などを運搬したり、建物を解体する道具ですが、火事の際には延焼をふせぐため、建物を破壊する目的でも用いられました。竜吐水は消火するため水をくみ上げて放水するポンプです。防火頭巾昔の紙幣藩札向かって左から船箪笥 行灯 帳場箪笥 船箪笥は廻船(貨物や旅客を乗せて港をめぐる船)に積み込んだ箪笥。難破したときには木材が膨らんで隙間が埋まります。また水に浮くように作られていました。帳場は帳場(支払いをしたり、帳をつけたりする場所)におかれていた箪笥。 レジスター 抽選機現在はガラガラとハンドルをまわして色つきの玉を出すのが多いですが、昔はおみくじ形だったんですね。スタンプ立おしゃれすぎる❤ スタンプ 千木二貫目(7.5kg)以上の物を鉤の部分にひっかけて計量する秤を千木といいました。長い棒状の千木の先端よりやや下にひもがついています。このひもを高所などにかけます。上部の先端に釣り針のような鉤がついていますね。ここに重さを計測するものをかけます。千木の下方にコップを逆にしたようなものがありますが、これを千木のもう片側にかけて、計測物とバランスのとれる位置にうごかします。バランスがとれたところで、千木の目盛りをよみとります。細長い扇形をしたものは折り畳み式千木かな?扇形をしているのは千木のケースだと思います。 天秤ばかり 算盤と矢立矢立はボールペンや万年筆がなかった時代の携帯用筆記用具。上部の四角いくぼみに墨をしみこませた綿を、長細い部分には筆をいれます。前回もご紹介した算盤は上二珠下五珠のもの。もともとの算盤はこの形で、のちに上一珠下五珠、上一珠下四珠のものが作られるようになりました。なぜ算盤は上二珠下五珠で作られたのでしょうか?算盤は中国で作られましたが、民の時代、目方の単位は1斤が16両だったので、1桁に15までおける五珠が作られたといわれています。一瞬、なるほど、と思いましたが、実際にやってみると面倒です。13両+14両の計算をやってみます。まず、13両をおきます。↓A 斤(十の位)両(一の位)上⑤⑤下①①①・・これに14両を足すにはどうすればいいでしょうか。10進法なら十の位に1を、一の位に4を置けばいいのですが、十六進法なのでそれはできません。いろんな置き方があると思いますが、とりあえず、次のようにやってみましょう。下に2珠残っているので、14のうちの2を置きます。(赤字部分)B斤(十の位)両(一の位)上⑤⑤下①①①①①16で一けた繰り上がるので一の位に一珠置いたと考えて十の位に①を置き、一の位をクリアーします。そのうえで、14-2-1=11なので、一の位の上に二珠(10)、一の位の下に一珠置きますあるいは十の位に1をおき、16-14=2なので、Aの一の位から2珠はじいてもⅭのようになります。Ⅽ斤(十の位)両(一の位)上⑤⑤下①①・・・・13両+14両=27両27両―16両(1斤)=11両∴13両+14両=1斤11両とこのように暗算したほうが断然早くないですか?これはまだ2桁だからいいんですが、桁が多くなってくると、もうわけわかめになってしまいそう~。上二珠下五珠の算盤は16進法の計算をするため、というのがかなり疑問に思えてきたのですが、どうでしょう?「いや、こういう風にやるんだよ」という方がおられましたら、ぜひ教えてください! ※まとめサイトなどへ無断で転載することはおやめください。
コメントの投稿
トラックバック
この記事のトラックバックURL http://kntryk.blog.fc2.com/tb.php/1640-da137f0b
| HOME |
copyright © 2006 センチメンタル ジャーニー all rights reserved. Powered by FC2ブログ
Material by もずねこ Template by nano's everyday*