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あらぎ島 蔵王橋 紅葉 『あらぎ島の地名の由来はイチイの古名アララギ?』 

和歌山県有田町 あらぎ島
2019年11月24日 撮影

あらき島3 
①蘭(あらぎ)島


この不思議な棚田は正式には嶋新田といいますが、通称の蘭(あらぎ)島のほうがよく知られていますね。
あらぎ島というと、島なのかと思いますが、実は川がΩ字形となって水の中に浮かぶ半島のように見えているのです。
そこに棚田がつくられ、幾何学的な模様を作り出していて何とも不思議な風景です。

1655年、地元の庄屋・笠松左太夫が資金を提供し、地元の農民らが約3km南にある湯子川から灌漑用水をひく水路が作られ、水田開墾が行われた結果、このような不思議かつ美しい景観が生まれました。

あらき島2 

②あらぎ島の地名の由来、3つの説


「あらぎ島」という地名の由来については3つの説があります。

①新しく開墾した土地を「新墾(あらき)」というところから。
②イチイの古名をアララギというところから。
野蒜の古名をアララギというところから。

あらぎ島は1655年に開墾した土地じゃん、そりゃー、「①新しく開墾した土地を「新墾(あらき)」というところから。」だろ?

と最初はそう思ったんですが、よく考えてみるとどうもそうともいえない。

というのは、1810年の『山保田続風土記』に、「蘭」と記され、「アララギ」とふりがなが振られているのです。
『山保田続風土記』が正しければ、もとは「あららぎ島」であったのが、時代を経る中で「あらぎ島」に変化した可能性があります。

あらき島 
③あらぎ島はイチイの実の形に似ているところから名前がつけられた?


開墾される以前、「あらぎ島」にはイチイまたは野蒜が茂っていたのでしょうか?
私はそうではなく、あらぎ島はイチイの実に形が似ているところから地名がつけられたのではないかと想像します。

下のイチイの写真を見てください。

Taxus cuspidata IMG 4635

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Taxus_cuspidata_IMG_4635.jpg
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/57/Taxus_cuspidata_IMG_4635.jpg
あおもりくま,(Aomorikuma) [CC BY-SA 4.0 (
https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)]

赤くて丸いコップの中にタネが入っているかのように見えますね。

もう一度、あらぎ島の写真を見てみましょう。

あらき島3 
あらぎ島を取り囲んでいるのは川なんですが、まるで池の中に丸い島が浮かんでいるかのように見え、イチイの実に似ているように思えるのですが、どうでしょう?


④野蒜



ついでに野蒜の写真も見てみましょう。
野蒜はネギに似た植物で食べると辛みがあるとのことです。(食べたことがありませんw)
根元は写真の様に球形になっていて、すこしあらぎ島の形に似ているようにも思えます。

ファイル:野蒜 鱗茎.jpg


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E9%87%8E%E8%92%9C_%E9%B1%97%E8%8C%8E.jpg#file
 よりお借りしました。

⑤イチイと野蒜の古名がどちらも「あららぎ」なのはなぜ?

イチイと野蒜の古名がどちらも「あららぎ」というのはなぜでしょうか?
もしかして、ぷくっと丸い形のことを「あららぎ」と言っていたのでしょうか?

「あららぎ」は漢字では蘭と書きます。

蘭という植物がありますね。その仲間にアツモリソウがあります。

写真の貼り方がわからないので、下記リンク先の写真をご覧ください。(すいません~)

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Klump.ziedas1.jpg

唇弁というようですが、イチイの実ににたコップ状の部分があります。
もしかして、こういうコップ状の形態のものを「あららぎ」と言っていたんでしょうか?
だけど、野蒜の根元は丸いだけでコップはありませんね。

あと漢和辞典で「蘭」をひくと「ふじばかま」とありましたが、ふじばかまとイチイ・野蒜に共通点はあるかな?

水尾 藤袴とアサギマダラ4

藤袴の里

つぼみは丸くて似てると言えば似てるかもだけど、開化したものは、 全く似てないようなw

木蓮は本来は木蘭と記します。

常林寺 地蔵堂 木蓮

常林寺 白木蘭

木蘭はコップ咲です。もしかしてコップ咲のような形状のものを蘭と言ったのでしょうか?


あらぎ島付近 
あらぎ島付近

蔵王橋2 
蔵王橋 ↑ ↓

蔵王橋

分け入っても、分け入っても紅葉w の旅でした!






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[2019/11/28 11:18] 和歌山 | TB(0) | CM(0)

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