Author:佳音
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https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hecate,_Greek_goddess_of_the_crossroads_by_St%C3%A9phane_Mallarm%C3%A9.jpghttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b4/Hecate%2C_Greek_goddess_of_the_crossroads_by_St%C3%A9phane_Mallarm%C3%A9.jpgよりお借りしました。Drawing by Stéphane Mallarmé. [Public domain]そしてなんとなく、全体の形が茎の先端部分に固まって咲くラベンダーの花っぽく見えませんか?それでラベンダーはヘカテ―に捧げる花ということになったのかも? ラベンダー②三面六臂の神ヘカテ―は三面三体の姿をされていて、阿修羅など、三面六臂の仏像みたいですね。ヘカテ―の脚は6本、阿修羅の脚は2本なので、脚の数はちがいますが。https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/67/ASURA_Kohfukuji.jpg よりお借りしました。作者 日本語: 小川晴暘 English: OGAWA SEIYOU [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由で③六臂六脚の神https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Daiitoku_myoo,_the_Wisdom_King_of_Great_Awe-inspiring_Power.jpg?uselang=ja上は大威徳明王を描いた絵像です。大威徳明王は六面六臂六脚で、神の使いである水牛にまたがっています。顔の数は異なりますが、腕と脚の数が同じです。④羂索を持つ神1枚目のヘカテ―の絵を見てください。手に縄を持っていますね。仏像では不動明王や不空羂索観音などが羂索という縄をもっています。 成田山大阪別院 不動明王https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Todaiji_Monaster_Fukuken-saku_Kannon_of_Hokke-do._Todai-ji.jpg不空羂索観音の写真はリンク先をみてくださいね。一面三目八臂で、左の下の手に羂索をもっています。⑤摩利支天は東洋版ヘカテ―?ヘカテ―は「太陽神アポローンの別名」または「遠くへ矢を射る者(陽光の比喩)」の女性形という説明は、まるで太陽光線、陽炎を神格化した仏教の神・摩利支天のようですね。https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%E6%91%A9%E5%88%A9%E6%94%AF%E5%A4%A9%EF%BC%88%E8%8C%85%E9%87%8E%E5%B8%82%E9%87%91%E6%B2%A2%EF%BC%89.jpghttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/30/%E6%91%A9%E5%88%A9%E6%94%AF%E5%A4%A9%EF%BC%88%E8%8C%85%E9%87%8E%E5%B8%82%E9%87%91%E6%B2%A2%EF%BC%89.jpgよりおかりしました。小池 隆 [CC BY 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/3.0)]↑ こちらの摩利支天の像を見てみると、三面六臂で手には弓を持っています。ヘカテ―は三面六臂六脚でしたね。そして、ヘカテ―は「遠くへ矢を射る者(陽光の比喩)」の意だといわれます。摩利支天ってもしかして東洋版ヘカテ―? ⑥十字路や三叉路に現れる神 ヘカテ―は「「遠くへ矢を射る者(陽光の比喩)」の意だといわれますが、陽光を神格化した神ではなく月と魔術、豊穣、キヨメと贖罪、出産を司る冥府神とされています。「死の女神」「女魔術師の保護者」「霊の先導者」「ラミアーの母」「死者達の王女」「無敵の女王」「ソーテイラー(救世主)」などとも呼ばれているそうです。なぜ死・贖罪・出産の神が、ヘカテ―(「遠くへ矢を射る者(陽光の比喩)」と呼ばれたのでしょうか?それはともかく、ヘカテ―はしだいに3つの体をもち、手には松明を持ち、地獄の犬を連れて、夜の十字路や三叉路に現れると考えられるようになりました。三つ辻に道の三方向を向いた3面3体の像が立てられていたようで、毎月末に卵、黒い仔犬、黒い牝の仔羊、幼女、魚、玉葱、蜂蜜などの供物が供える習慣が生じたようです。十字路や三叉路のような交差点は神々や精霊が訪れる場所だと考えられていたというのです。 同様の信仰は日本にもあります。中国・九州では辻神といって道が交差する辻には魔物や妖怪が現れると考えられていました。京都の六道の辻はあの世とこの世が交わる場所だと考えられており、平安時代に小野篁が井戸からあの世の閻魔庁に通っていたという伝説もあります。六道の辻は鳥辺野の葬送地の入り口にあたり、幽霊がでるという伝説もあり、それにちなむ幽霊子育て飴が名物になっています。 西洋と東洋はちがうようで、似ています。 まとめサイトなどへ無断で転載することはおやめください。歴史ブログ・旅 free style もよろしくお願いします~。毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!にほんブログ村
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