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築港赤レンガ倉庫② 『蠢という漢字の虫は爬虫類と昆虫を表しているのでは?』 

大阪市港区 赤レンガ倉庫(ジ―ライオンミュージアム)

築港赤レンガ倉庫13 

築港赤レンガ倉庫は1923年に住友倉庫によって建設されました。
現在はクラッシックカーを展示するジ―ライオンミュージアムとなっています。
赤レンガのシャビーな雰囲気とクラッシックカーがマッチしたすてきな空間です。

①スピリット オブ エクスタシー

ロールスロイスの車体の上に妖精が!

ロールスロイス  

妖精の名前はスピリット オブ エクスタシー。
自動車という近代的なものと妖精というファンタジーの組み合わせがいいですね。遊び心というのかな。

スピリット オブ エクスタシーは蜻蛉(かげろう)のような羽根をもっていますね。
蜻蛉は二文字の漢字からなりますが、どちらも虫偏の漢字です。
そういうわけで無理くりっぽいですが、本日は虫偏のお話しです(汗)。

築港赤レンガ倉庫11 
②虫は「ヘビ」の形からくるもので、マムシを意味していた。

https://www.mag2.com/p/news/260414

こちらの記事(おもしろいです!)にこんなことが記されていました。赤字は私の付け足しです。

a.蚊(か)は虫偏で虫であることを示し、文は「ブーン」という羽音をあらわす。
b.虻(あぶ)は虫偏で虫であることを示し、亡は「ボーウ」という羽音をあらわす。
c.他に虫偏の漢字は蜂(はち)・「蟻(あり)」など多数ある。
d.爬虫類・両生類にも虫偏のものがある。蛙(かえる)・蛇(へび)・蜥蜴(トカゲ)など。
e.[虫」という字は「ヘビ」の形からきたもので、マムシを意味していた。蛇の仲間、爬虫類に虫偏を使うのは妥当。
  ※手元にある漢和辞典にも同様の内容が記されていました。
f.虹(にじ)は、天をまたぐ龍のような形をしたもので蛇に似ているため虫偏なのではないか。
g.蛸(たこ)も「魚編」ではなく虫偏。うねうね、くねくねしたところが爬虫類の仲間に見えたのだろう。
  ※蛤(はまぐり)などの貝類、蟹(かに)などの甲殻類も虫が用いられていますね。

築港赤レンガ倉庫7


③昆虫を表す本来の漢字は蟲

h.昆虫に使われている虫は、本来は蟲という漢字が用いられていた。蛆虫みたいなのが湧いている漢字をあらわしているようである。
i.『易経』に「山風蠱(さんぷうこ)」という卦がある。物が腐敗したことを意味する卦。
まさに皿の上の物が腐敗して蟲が湧いている様子を表現している。
j.「蟲」がやがて略されて「虫」とだけ書かれるようになったので、「蛇」「蛙」と「蚊」「虻」はいずれも虫偏になった。
が同じようなグループになってしまったのです。
k.『易経』の「水雷屯」という卦は、春になって芽が出ようとしつつも、なかなか頭を出せないで苦労している、「産みの苦しみ」を表す。
l.[蠢く(うごめく)」は下に虫が二つ並び、一般的に「昆虫」の動きを表す。
 春の下に「蟲」じゃないところがポイント。「蟲」が出てこようとするのは春ではない。

築港赤レンガ倉庫14 

④蟲=昆虫がでてくるのは春では?

なるほどー、と思いますが、1点気になるところがあります。

l.[蠢く(うごめく)」は下に虫が二つ並び、一般的に「昆虫」の動きを表す。
 春の下に「蟲」じゃないところがポイント。「蟲」が出てこようとするのは春ではない。


の部分です。
文字が小さくて見にくいと思うので、サイズを大きくしておきますね。  蠢く

それでは蟲=昆虫がでてくる季節はいつなのかと聞きたくなりますが、それについては記されていませんね。
種類にもよりますが(蝉は夏に出てきますね。)、私は蟲=昆虫がててくる季節は春じゃないかと思いますが。

築港赤レンガ倉庫9 

⑤旧暦の春は1月・2月・3月(新暦2月・3月・4月に相当)

でも、昆虫が春にでてくるというのは新暦(太陽暦)の感覚なのかもしれません。
中国で漢字が作られたころ、中国ではどんな暦が用いられていたのでしょうか。
よくわかりませんが、太陽暦ではなく太陽太陰暦を用いていたかもしれません。

太陽太陰暦は月の周期をベースにした暦です。
月の周期は約29.5日です。
そこで一か月が29日の月を6月、1か月が30日の月を6月としていました。
太陽太陰暦の1年=(29日×6か月)+(30日×6か月)=174日+180日=354日
太陽暦の1年は約365日なので、1年で11日、3年で1か月以上、実際の季節(太陽暦)とずれてしまいます。
そこで4年に1度閏月をもうけて修正する。

国によって細かい違いはあったかもしれませんが、太陽太陰暦は大雑把に上の説明のようなものであったと思います。

そして、かつて旧暦(太陽太陰暦)と新暦(太陽暦)では季節の数え方が違っていました。
旧暦・・・春/1月・2月・3月、夏/4月・5月・6月、秋/7月・8月・9月、冬/10月・11月・12月
新暦・・・春/3月・4月・5月、夏/6月・7月・8月、秋/9月・10月・11月、冬/12月、1月、2月

旧暦は二十四節気の雨水を含む月を1月としていました。雨水は新暦の2月19日ごろです。
ですから、大雑把にいうと旧暦は新暦よりも約1か月遅れということになります。

旧暦・・・春/1月・2月・3月(新暦2月・3月・4月)
     夏/4月・5月・6月(新暦5月・6月・7月)
     秋/7月・8月・9月(新暦8月・9月・10月)
     冬/10月・11月・12月(新暦11月・12月・1月)

⑥蠢という漢字の虫は爬虫類と昆虫を表しているのでは?

旧暦の1月(新暦2月ごろ)は1年でもっとも寒い季節で、虫がでてくるということはなさそうです。
しかし、旧暦3月(新暦4月ごろ)になると、ぼつぼつと昆虫が出てくるシーズンではないでしょうか?

二つの虫は虫(爬虫類など)だけでなく蟲(昆虫など)もぼつぼつ現れてくるころではないかと思えますが、どうでしょう?

築港赤レンガ倉庫10 

築港赤レンガ倉庫2 



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[2019/05/13 12:21] 大阪府 | TB(0) | CM(0)

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