Author:佳音
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元々は、子どもが烏帽子の代用として、三角形の黒い絹や紙の底辺にひもをつけて額に当て後頭部で結んだもの。
後年、悪魔払いの儀式で用いられる様になった。当時は黒い絹の三角巾だったそうだが、江戸時代になって「亡くなった人が地獄の悪霊から逃れることができるように」と、白い紙製のものに変えられ、死装束に加えられた。http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%DB%B1%A8%CB%B9%BB%D2 より引用幽霊がつけている三角巾は死に装束だったんですね。②悪魔祓いの儀式?うちにある古い古語辞典でも額烏帽子を調べてみたんですが、烏帽子の代用品としての記述しかありませんでした。悪魔祓いの儀式で用いられたとは書いてなかったですね。額烏帽子を悪魔祓いの儀式で用いたことを記した文献などはあるんでしょうか?ご存じの方、ぜひご一報ください! いろは③昔の葬式では参列者全員が額烏帽子をつけていた?かつて葬式の際、参列者全員が「額烏帽子」をつけていた、と記されたサイトもありました。埼玉県には「じゃらんぽんまつり」というのがあるそうです。棺桶の中には生きている人が死者役として入ります。そして葬式のまねごとのようなことをし、諏訪神社に納棺したところで、死者が蘇るという筋立てになっているのだとか。こちらのブログに詳しく記されていました。↓https://blogs.yahoo.co.jp/somin753_0210/19710359.htmlhttp://www.jiyukenkyu.ne.jp/entry/2017/08/13/210339上のブログの「じゃらんぽんまつり」の写真を見ると、死者のほか、太鼓を持っている数人が白い三角巾をつけています。死者がつけている額烏帽子よりはすこし大きいようですが。空也堂の空也忌でみた空也踊躍念仏に似ています。ジャランポン祭では最後に十三仏という念仏をあげるとのことですが、空也忌は11月13日ですし関係があありそう?④頭襟・五徳・古墳時代また個人的には修験道の頭襟(ときん)のイメージもあるのかな、と思います。 あと、丑の刻参りで逆にして頭にかぶる五徳と関係があるのかもと思ったりもします。脚が三本なのが、三角形を思わせる。https://commons.wikimedia.org/wiki/File:SekienUshi-no-tokimairi.jpghttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/09/SekienUshi-no-tokimairi.jpgToriyama Sekien (鳥山石燕, Japanese, *1712, †1788) [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由でhttps://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/54336748.html?__ysp=5oKq6a2U56WT44GEIOmhjeeDj%2BW4veWtkA%3D%3D上のブログでは、関東地方では古墳時代の埴輪の中に、額烏帽子をかぶったものがあると書いておられます。これも興味深い! 二人大名
これは縁起物かな。
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