Author:佳音
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明治20年、旧倉敷代官所(倉敷県庁)跡地に倉敷紡績の工場が建設されました。第二代社長の大原孫三郎は、大型製氷機で工場の温度・湿度を調整したいと考えていたようです。大型製氷機で温度湿度を調節するって、聞いただけですごいですが、実現はしませんでした。そのかわり、井戸水を循環させる冷房システムを採用したようです。また換気を良くするための換気塔が作られましたそうですが、どれが換気塔なのか、わかりませんでした(汗)倉敷本社工場の井戸水を循環させる冷房システムがどのようなものなのかについても、調べてみたのですがわかりませんでした。ですが、https://再生可能エネルギー利用.com/column/well-water-cooler/↑上のページに井戸水を循環させる冷房システムが記されています。倉敷本社工場もこのようなシステムだったのかもしれませんね。上のサイトには、日本の高度経済成長期、井戸水クーラーは工場や家庭で水冷エアコンとして結構使われていたことも記されていますね。工場閉鎖後、1974年にアイビースクエア(ホテルなど)となりました。 ③アイビースクエアの緑のカーテンまた赤レンガの外壁をおおう「蔦(つた)」も温度調節に有効活用されたということです。夏は茂って日陰をつくることで、建物の温度の上昇を防ぎ、冬は落葉して建物を温めるのでしょう。近年、植物で夏場の暑さをしのぐ方法は「緑のカーテン」と呼ばれて人気ですね。 ④我が家の『グリーンのカーテン』実験結果私も数年前にベランダにゴーヤを植えて緑のカーテンを作ったことがありました。ですが夏場のベランダが暑くなりすぎるのか、8月ごろのゴーヤは元気がなかったです。葉っぱもしおれぎみ~。暑さが若干和らぐ9月ごろになると、ゴーヤは元気を取り戻してきましたが。ゴーヤは沖縄の野菜というイメージが強いですが、沖縄県那覇市の8月の最高気温は31.5度くらいです。一方、京都府京都市の最高気温は33.3度、大阪府大阪市の最高気温は33.4度、奈良県32.6度と軒並み沖縄よりも高くなります。35度を超えて、36度~38度になることもあります。ゴーヤも大阪・奈良・京都の夏の暑さにはめげてしまうといいうことではないでしょうか。そして肝心の室内の温度についてですが、ほとんど効果はありませんでした。一般的な家庭であれば夏にはエアコンを使うので、効果を確かめるのは難しいと思いますが物好きな私はそのころ家にエアコンを設置していなかったんですね。で、窓辺にグリーンのカーテンを設置した部屋と、グリーンのカーテンを設置していない部屋の室温を比較してみましたがほとんど同じでした。また湿度が高い6月ごろだと、窓際のグリーンが水蒸気をだして、よけいに蒸し暑く感じられることもありました。ゴーヤが黄色い可愛い花をつけたり、実がなるのはうれしいのですが、あしながバチもやってくるようになってしまい、怖くて洗濯物が干せない~。ただ見た目が涼し気というのはありました。倉敷あたりは関西と気候が違って、グリーンの効果も違うのかもしれません。テレビで、遮光ネットを窓のちかくに設置すると室内の温度が5度も下がると言っていたので、こちらもまねしてやってみましたが我が家では1度・・・いや0.1分も下がりませんでした~。うちは鉄筋コンクリートの集合住宅です。木造などだとまた結果は違うかもしれません。 ※まとめサイトなどへ無断で転載することはおやめください。歴史ブログ・旅 free style もよろしくお願いします~。毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!にほんブログ村
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