東寺 紅葉 ライトアップ 『帝釈天は王位継承権のある女性と結婚して政権をとった?』 


京都市南区 東寺
2017年11月28日 撮影


実際はキレイだったんだけど、なんかいまいちキレイな写真が撮れなかった~。お目汚しになるかも。すいません!

東寺 五重塔 
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①イケメン帝釈天

東寺に行く楽しみのひとつは、帝釈天様にお会いすることです。
https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E6%9D%B1%E5%AF%BA+%E5%B8%9D%E9%87%88%E5%A4%A9
うっとりするほどのイケメンですね~♡
講堂に安置されていますよ。

東寺 食堂 
②帝釈天と阿修羅の戦い


こんな伝説がありますよ。

阿修羅はもともとはインドの『正義の神』でアスラといいました。
アスラには美しい娘がおり、娘は『力の神』インドラに好意を抱いていました。
あるときアスラの娘に一目ぼれしたインドラは、力づくで自分の宮殿に連れ帰ってしまいました。
アスラはインドラに娘を嫁がせたいと考えてはいたのですが、無理やり娘をさらわれたことに激怒してインドラに闘いを挑みました。
しかし、アスラは力の神・インドラにはかなわず、何度闘いに挑んでも、一勝も上げることができませんでした。


このインドの説話が仏教に取り入れられ、アスラは戦闘の神・阿修羅に、インドラは護法の神・帝釈天となりました。
阿修羅は天界から追放されて修羅道の王となりましたが、のちに改心し、仏教に帰依して仏教を守護する八部衆の一なりました。
 
東寺 五重塔


③悪いのは阿修羅じゃなくて、帝釈天やん!


何か変な話ですね。
悪いのは阿修羅ではなくて、帝釈天やん!

アスラの伝説は、一般的には執着心に捕われることを戒めるための説話だと説明されます。
アスラの娘はインドラに好意を抱いていました。
アスラ自身も娘をインドラに嫁がせたいと考えていたのなら、インドラが力ずくで娘を奪ったからといって、そんなに怒るべきではない、潔くインドラに娘をくれてやるべきだ、というわけです。

あなたはこれを納得できますか?
私にはへりくつのようにしか感じられません。

東寺 金堂 


④語呂合わせで神格を変えられた神

興福寺のホームページにこんなことが書いてありました。

梵語(ぼんご)(古代インド語)のアスラ(Asura)の音写で「生命(asu)を与える(ra)者」とされ、
また「非(a)天(sura)」にも解釈され、まったく性格の異なる神になります。

http://www.kohfukuji.com/property/cultural/001.html より引用

『生命を与える者』とは太陽神、『天にあらざる者』とは『堕天使』または『悪魔』のことですね。

これは語呂合わせです。

日本にも語呂合わせによって神格を変えられた神が存在します。
歌人の柿本人麻呂(人丸)は和歌三神の一として信仰されていましたが、のちに『火止まる』の語呂合わせで防火の神に、『人産まる』の語呂合わせで、安産の神となっています。

また滝沢馬琴はイザナギ・イザナミの御子として生まれた蛭子(ひるこ。エビスのこと。)はもともとは日子、すなわち男の太陽神であったのではないか、としています。

蛭子はイザナギとイザナミの間に生まれた最初の子供だったのですが、骨のない蛭のような子で、三歳になっても脚が立たなかったので、葦船に乗せて流されたという悲運の神様です。

どうやら語呂合わせをするのは日本だけではなかったようです。

東寺 金堂 講堂


⑤アスラの娘には王位継承権があった?

『生命(asu)を与える(ra)者』、太陽神とは国王のことだと思います。
日本でも太陽神・天照大神は天皇家の祖神とされていますね。

この太陽神アスラの娘に王位継承権があったとすればどうでしょうか。
エジプトでは古代エジプトの王位継承権は王族の女性にあり、継承権を持つ女性と結婚した男がエジプト王となったといいます。
これは政権交代を意味します。

阿修羅は娘が奪われたことではなく、政権を奪われたことに怒っているのではないでしょうか?

東寺 五重塔2 

⑥スサノオは阿修羅だった?

記紀神話には入り婿に入る話がとても多いです。
天孫ニニギは葦原中国に天下ってオオヤマツミの娘・コノハナサクヤヒメと結婚していますし
山幸彦(ニニギの子)は竜宮へ行って海神の娘・豊玉姫と結婚しています。

コノハナサクヤヒメや豊玉姫に王位継承権があったとしたらどうでしょう?

オオヤマツミや海神はまるで阿修羅と同じですね。
神話ではオオヤマツミや海神が阿修羅のように怒ったとは記されていませんが。

ですが、海神とスサノオは同一神であるとも考えられています。

スサノオはイザナギに「大海原を治めよ」と命じられているからです。
そしてスサノオは天照大神に悪戯をしたとして高天原を追放されています。
まさしくスサノオは「非(a)天(sura)」なのです。

東寺 五重塔 



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[2017/12/01 17:34] 京都府 | トラックバック(-) | コメント(-)