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ほうらんや火祭 『ほうらんや火祭は七夕の行事だった?』 

 
春日神社 八幡神社 奈良県橿原市坊城
ほうらんや火祭・・・8月15日


①ほうらんや火祭

「ほうらんや火祭」はめらめらと燃える大松明を担いで境内を練り歩くというもので、まず13時より春日神社で行われ、終了したのち15時より八幡神社で行われます。

ほうらんや火祭り 春日神社  
春日神社 

ほうらんや火祭り 春日神社2 

春日神社

ほうらんや火祭り 春日神社 松明をたてる 

春日神社

②曽我川=天の川、春日神社=織女星、八幡神社=牽牛星

へたくそな図で申し訳ないですが、下の図を見てください。
ほうらんや 図



曽我川が描く曲線は天の川の曲線によく似ています。
そして春日神社はベガ(織女星)の位置に、八幡神社はアルタイル(牽牛星)の位置にあります。

ほうらんや火祭り 八幡神社 
八幡神社

③ほうらんや火祭りは七夕行事だった?

お盆は旧暦では7月15日を中心とした行事で、7月7日の七夕はお盆の行事のひとつでした。

旧暦は新暦よりも約一ヶ月遅れるので、もともと旧暦7月15日ごろ行っていた『ほうらんや火祭』を、同じ時期に行えるようにと新暦の8月15日に行うようになったのだと思います。

ほうらんや火祭り 八幡神社3

このように、日本の年中行事の日程を旧暦の日付から新暦上で1か月遅らせて行うことを「月遅れ」といいます。 

ほうらんや火祭り 八幡神社4  



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[2017/08/17 00:00] 奈良の祭 | トラックバック(-) | コメント(-)