兵庫県朝来市 白井大町藤公園
2018年5月1日 撮影
①梅雨時にあげられていた鯉のぼり薫風に吹かれて気持ちよさそうに泳ぐ鯉のぼり。
その下には、500m にも及ぶ藤棚がつづき、甘い香りが漂います。
ゴールデンウィークらしい初夏の風景ですが、こういう風景が見られるようになったのは明治になってからです。
江戸時代までの日本では旧暦を用いていました。
旧暦5月5日の端午の節句は、新暦換算すると約1か月遅れの6月ごろとなります。
藤はすでに見ごろを過ぎ、鯉のぼりの下には皐月や紫陽花が咲いていたことでしょう。
梅雨時なので、青い空もなく、灰色の空の下、しとしと降る雨に鯉のぼりはぐっしょりと濡れていたのでしょうね。
何とも絵にならない風景ですね。
鯉のぼりはやはり青い空の中を泳いでいるのが様になります。
②昔の人は梅雨時の鯉のぼりに鯉の滝登りを思い浮かべていた?ですが、昔の人は雨に打たれてぐっしょり濡れた鯉のぼりに希望や夢を感じていたと思います。
というのは、雨天の鯉のぼりを見て、昔の人はことわざの「鯉の滝登り」を脳裏に浮かべたに違いないからです。
中国の黄河の中流に急流があって、この急流を登りきった鯉は竜になるというんですね~。
ピカチュウがライチュウになるようなもんですかね。
立身出世の関門のことを登竜門というのはここからきます。
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[2018/05/05 00:00]
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