京都市上京区 晴明神社
晴明祭・・・秋分の日
① 晴明は鬼の幻覚を見たの?平安時代の陰陽師・安倍晴明は夢枕莫さんの小説や岡野玲子さんの漫画で有名ですね!
最近ではフィギュアスケータ―の羽生結弦さんが演じる『『SEIMEI』がフィギュアスケートファンを痺れさせています。
安倍晴明には様々な超人めいた伝説が伝えられています。
その伝説のひとつにこんなのがあります。
晴明は幼少のころ、賀茂忠行に陰陽道を学んでいました。
ある夜、晴明は忠行の供をして下京辺りを通りかかりました。
忠行が眠り込んでいる牛車の後を晴明は歩いていたのですが、ふと見ると鬼の姿が見えました。
晴明は忠行を起こして鬼を見たことを告げました。
忠行は車を止めさせ、法術で鬼から姿が見えないようにしました。
そして晴明を陰陽師の才能ありとして陰陽道のすべてを教えました。うーん、これはまあ、作り話か、事実であるとすれば晴明は幻覚を見たということではないでしょうか。

②賀茂氏はトリカブト氏?いつもトンデモ説の話ばかりしていますが、今回は特にトンデモ度が高いので、さらーっと聞き流してくださいね。
間違っても事実だなどと考えないでねー。
賀茂氏は安倍氏と並ぶ陰陽道の宗家ですが、賀茂という名前にちょっとひっかかるんですよね。
賀茂氏は鴨氏と記されることもありますが、鴨という漢字を分解すると甲+鳥となりますね。
これを右からよむと「トリカブト」となります。
トリカブトという植物がありますが、これは大変な猛毒で、少しの量で死にいたってしまいます。
トリカブトは別名「附子(ブス)」といいます。
ちなみに容姿の醜い女性をブスというのは、トリカブトに含まれるアコニチンにより、顔の表情筋が付随となってしまうことに由来するといわれます。
鴨氏という名前の由来は、このトリカブトと関係ないでしょうかね~?
③陰陽師は薬物のプロフェッショナルだったりする?賀茂忠明の弟子だった安倍晴明には、鬼を見たという話以外にも超人的なことをしたという話がたくさん伝えられています。
陰陽師は天文学・暦学などのプロフェッショナルですが、トリカブトなど薬物のプロフェッショナルでもあったとしたら、超人的な伝説のいくつかはとけるかもしれません。

③晴明の不思議伝説はやばい薬によるものだったりする?晴明が鬼を見たというのが幻覚であったなら、それは幻覚作用をもたらす朝鮮朝顔から作ったやばい薬をやっていたことが原因かもしれません。
(ちなみに大麻に幻覚作用があるというのは間違いだといわれています。)
その他、晴明は式神を家事に使っていたとか、手を使わずに蛙をぺちゃんこに潰したなどの伝説があります。
これらももしかしたら薬による幻覚だったのかも?
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毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!

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[2017/09/28 21:56]
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