天保山大観覧車の近くに海遊館があります。(赤い台形模様のある建物が海遊館)
海遊館といえば、有名なのがジンベエザメです。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Requin_baleine.JPG?uselang=ja よりお借りしました。
大観覧車のイルミネーションにもジンベエザメが現れ、夢中になって撮影しました。
ですが、ほとんど写っていないというか、ジンベエザメの形が認識できないというか??目ではちゃんとジンベエザメの姿が見えてるのに。
みなとみらいの観覧車に現れたピカチュウは撮れたんだけどなあ~。
撮影のコツなど、どなたかアドバイスください!
①ジンベエザメはえびすざめだった。ジンベエザメは世界最大の魚ですが、プランクトン・小魚・海草などを食べ、また動きが緩慢なので一般的なサメと比較して危険性が少ないとされていますね。
熱帯・亜熱帯・温帯の海に広く生息するということです。
茨木県では「いびすさが」「じんべ」、千葉県、神奈川県、静岡県では「えびすざめ」、福井県では「じんべい」、高知県では「さめ」、鹿児島県では「くじらぶか」、沖縄県では「みずさば」などと呼ばれていたようです。
ということは、古来より日本各地の海で観測されていた魚だといえるでしょうね。
栃木県ではアブラツノサメのことを「さがんぼう」というそうです。
茨木県の「いびすさが」の「いびす」は「えびす」、「さが」は「さめ」という意味で、千葉・神奈川・静岡の「えびすざめ」と同じ意味ではないでしょうか。
ジンベエザメの周囲には同じプランクトンを食べるイワシやカツオが常に群れているそうです。
そのため、ジンベエザメの姿を見かけると大漁になると考えられ、「えびすざめ」と呼ばれたのではないかと考えられています。
②ジンベイサマ宮城県金華山沖に伝わる海の怪物・ジンベイサマの正体はジンベエザメではないかといわれています。
宮城県に伝わる妖怪。
金華山沖に現われるというもので、その大きさは首尾が分からないほど巨大です。また、蛇のような長い姿をしているとも言われています。
船の下に潜りこんで、船を支えることがあるとされ、ジンベイサマが船の下にいるときは海の水が淡く光るそうですが、光っているところを竿で突くと沈んでいきます。
ジンベイサマが現われると鰹がたくさん獲れるとも言われていますが、人にとって有益な面だけでなく、恐ろしい面もあります。ジンベイサマが船を越えると、船に油が溜まって沈没してしまうのだそうです。http://fragezeichen.web.fc2.com/mononoke/03/jinbeisama.htmlより引用
ジンベイサマは巨大な体をしており、ジンベイサマが出るとカツオが大漁になるといわれています。
③ジンベエとは「とんでもなく大きな奴」という意味では?ジンベエザメは漢字では甚兵衛鮫、甚平鮫などと記し、体の模様が甚平という着物に似ているためこの名前があると言われます。
着物の甚平は今では様々な柄・』色がありますが、もともとは藍染が多かったんでしょうね。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kimonomachi/yukata/jinbei/gallery06.html殿方がこういうのを着ている姿は、きりっと見えてなかなか素敵だと思います♡
語源については、私は逆なんじゃないかと思います。
着物の甚平は、ジンベエザメに似てるから甚平と呼ばれているのではないでしょうか。
甚という漢字を調べてみたところ、次のようにありました。
①「はなはだしい(普通の度合いをはるかに超えている、ひどい)」
②「はなはだ(普通の度合いをはるかに超えているさま、非常に、ひどく、大変)」
③「「何」の意味を表す疑問詞。なに。なんの。いかなる。なんぞ。」
④「非常に楽しい」https://okjiten.jp/kanji1607.html より引用
「兵衛」は次のような意味だそうです。
日本古代の律令制のもとで,天皇に近侍し,宿衛等の任にあたった者。
和名を〈つわもののとねり〉といい,左右の兵衛府に各400人が所属した。https://kotobank.jp/word/%E5%85%B5%E8%A1%9B-613105 より引用
~左衛門、~右衛門、~左兵衛、~右兵衛といった名前は、
律令時代に衛府に配備された人々が徴用期間を終えて帰郷した際、
任を終えた証として所属していた部署名にちなんだ名前を名乗るようになったのが
はじまりといわれている。とりわけ名誉ある名として領民階級の間でも尊ばれた。
時代が下った後も武士階級、町人階級問わず広く用いられたが、武士階級が仮名なのに対して、
諱を持たぬ町人の場合は正真正銘の本名として用いられた。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7714589.html より引用
男子の名前に〇〇彦とか、〇〇太郎などとつけることがありますが、兵衛はこの彦や太郎と同じような意味なんですね。
甚兵衛という名前は、普通の度合いを超えたはなはだしく大きな奴、というような意味でつけられたのではないでしょうか。
英語でいうと甚兵衛はウルトラマンですね。
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[2017/09/25 21:42]
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