東京都大田区 羽田空港
小池百合子東京都知事が築地市場移転を延期すると発言されましたね。
移転先は東京ガス工場跡地で土壌が汚染されており、それに対して東京都は4・5mの盛り土をしてさらにアスファルトで固めるという対策をとるので問題ないとしていました。
小池都知事はそれにまったをかけたわけですね。
元大阪市長で弁護士の橋下徹さんは4・5mもの盛り土をするので対策は過剰といえるほどなので、すぐに移転するべきとの旨のことをおっしゃっていました。
一方、科学者の武田邦彦さんは土壌を汚染しているベンゼンは揮発性なので、盛り土をしても危険であるとの旨をおっしゃられています。
アスファルトで固めてもダメなんでしょうか?
はたして対策は十分なのか十分でないのか。
移転するべきか、移転するべきでないのか。
よくわからないです。
夜行バスで京都から東京へ向かい、羽田空港に飛行機を見に行くというケチな私。
富士山は見えませんでしたが、飛行機の着地がかっこよかった!
空港で働く人の姿もかっこよかった!
羽田空港に牛がいました。
千住 博さんの「mooon」という作品です。
牛の体には夜空の星と流れ星が描かれています。
説明版に次のように記されていました。
「大古の昔、月の形に似た角を持つ牛は天体の運行を司る使者として、人々から崇められてきた。」
●牛と結びつきが深い月の神・シン興味を持って調べてみたところ、古代メソポタミアで月の神・シンが信仰されていることがわかりました。
ウィキペディアには次のように記されています。
シンボルは三日月で、三日月に似た角を持つ牡牛と深い結びつきを持つとされた。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3_(%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1 より引用
●天満宮に牛の像が置かれている理由日本で牛と関係が深い神様といえば菅原道真を祭る天満宮ですね。
天満宮には必ず牛の像が置かれています。
牛は干支の丑。丑は12月をあらわしているので、菅原道真は冬の神ということなのかな、と思っていました。
それは間違いではないと思うんですが、それだけではないかもしれませんね。
千住博さんのmooonで閃きました♪
北野天満宮の紋は星梅鉢紋といいます。
立牛(上)と星梅鉢紋(下)星梅鉢門は6つの●で構成される紋です。
●は星を意味しているそうで、星紋と呼ばれる紋はすべて●を用いています。
http://www.harimaya.com/kamon/column/hosi.html天満宮は「天に満ちる」と書きますが、天に満ちるものとは星ではないでしょうか。
そして天に満ちる星、天体を司る神が月なので、三日月の形の角を持つ牛が置かれているのかも?
菅原道真は夜の神だと信仰されたのではないでしょうか。
そのため、星の神であり、また月の神でもあるということなのかも?
●祇園社の八王子が暦の神とされている理由
八坂神社 楼門八坂神社はかつては祇園社とよばれており、主祭神は牛頭天皇・八王子・頗梨采女でした。
八王子は牛頭天皇の8人の王子で、暦の神として信仰されていました。
なぜ牛頭天皇の王子たちは暦の神とされたのでしょうか?
牛頭天王は頭に角が生えていたり、頭上に牛の頭部を乗せるようなお姿で現されることがあります。
牛頭天王がこのようなお姿で現されるのは、牛頭天皇が天体の運行を司る月の神であるからではないでしょうか。
そして規則正しく満ち欠けする月は、旧暦(太陽太陰暦)のベースとされていました。
旧暦では月齢が日にちでした。
たとえば三日月の日は3日、十五夜(満月)の日は15日だったのです。
そういったことから、月の神・牛頭天皇の王子たちは暦の神として信仰されたのではないでしょうか。
古代メソポタミアの月の神・シンも暦の神としても信仰されていたそうです。