京都府宮津市字島崎 宮津湾 島崎公園
宮津燈籠流し花火大会・・・8月16日
●華やかな精霊船に胸がつまる。初盆を迎える家では造花やモールなどで飾り付けた精霊船を作って海に浮かべます。
華やかな飾りつけの中に、故人を偲ぶ残された者の気持ちが感じられて胸がつまりますね。
精霊船の後ろを、お坊様を乗せた船がよぎっていきます。
お坊様は船の中でとぎれることなくお経を唱えておられます。
盆踊りの女性を乗せた船もありました。
日没後、燈籠流しが行われました。
精霊船が燃やされました。
精霊船の中には、小型の花火を仕掛けたものもあり、パチパチと火を噴きます。
息絶えていく命のように感じられて切ない気分に~。

花火が始まりました。
亡くなられた方のために遺族の方が奉納した花火もあるんですよ。
花火はお盆の時期に観測されるペルセウス座流星群を思わせますね。
☆←ウィキペディアにあったこの絵はしし座流星群の絵ですが、花火みたいだと思いませんか。
●灯籠流しの灯籠は死者の魂を表す?ウィキペディア「燈籠流し」によれば、灯籠流しは「送り火」の一種であると記されています。
「送り火」とは先祖の霊をあの世へ送るための火のことです。
京都の五山送り火などが有名ですね。
しかし、上記ウィキペディアには「流し雛の行事との類似性が指摘される。」とも記されています。
火の玉と呼ばれる怪現象がありますが、一説には火の玉とは死んだ人の魂であるともいわれています。
私は灯籠流しの灯篭は「送り火」というよりも、死んだ人の魂を表すものではないかと思います。
別冊太陽「梅原猛の世界」の記事に、「死んだ人がこの世の穢れをあの世へ持っていってくれるという信仰があった」というような趣旨のことが書いてあったと記憶しています。
今でも、死んだおじいちゃんが今までの悪運をいっしょに持っていってくれた、などと言ったりします。
燈籠流しは死んだ人にこの世の穢れを持っていってもらおうというような信仰もあって、始められたものではないでしょうか。

毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!
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[2016/08/18 00:00]
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