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大阪光のルネサンス 『一言主大神は日本版イエス・キリストだった?』 

『OSAKA 光のルネサンス2015』についてはこちらをご覧ください。→ http://www.hikari-kyoen.com/renaissance/index.html 
写真は今年のものではなく、過去に撮影したものです。

中央公会堂 光のルネサンス
中央公会堂

前回の記事、京都駅ビル クリスマスイルミネーション2015 『双子のトリック』 で次のようなことをお話ししました。
①イエス・キリストには双子の弟がいた。
②十字架に磔になって死んだのはキリストの双子の弟だったとする説がある。
③キリストが死の直前に叫んだ、『エリ、エリ、レマ、サバクタニ(わが神、わが神。どうして私をお見捨てになったのですか)』と訳されている。。
『エリ』とはヘブル語で『高い』『より上にある』の意で、そこから神をさすと解釈された。
この『エリ』(『高い』『より上にある』)とは『神』ではなく、『兄』のことではないかとする説がある。
④キリストは死後3日後に生き返ったとされるが、死んだのは双子の弟であった。キリストの復活は双子のトリックだった。

去年の記事、京都駅ビル クリスマスイルミネーション 2014 『イエス・キリストは太陽神だった。』 では次のようにお話ししました。

①聖書にはキリストの誕生日についての記述はない。
②クリスマスはミトラ教の冬至祭を、キリスト教が取り入れたものだといわれている。
③古代ローマ人が信仰していたミトラ教では、冬至から3日目の12月25日に冬至祭を行う習慣があった。
④冬至とは太陽の南中高度が最も低くなる日のことである。
その後3日間、太陽は低い位置にとどまったままだが、3日後から再び南中高度をあげていく。
⑤ミトラ教では太陽が南中高度をあげていく25日に太陽の復活を祝って冬至祭を行っていたのではないか。
⑥地球の自転軸が約25800年の周期でコマが首を振るように回転している(歳差運動)ので、古代ローマでは南十字星が見えていた。
とはいえ、古代の地中海沿岸地方で観測される南十字星の南中高度は低かったはずである。
冬至のころの太陽は南中高度が低くなり、南十字星の高度に近づく。
⑦イエスは太陽、イエスが磔になった十字架は南十字星、イエスが死後3日目に復活したのは冬至から3日目に太陽が再び上昇を始めることを比喩したものだとする説がある。

中の島図書館 光のルネサンス
 中の島図書館


日本でも各地で冬至祭が行われています。
一言主神社 一陽来復祭 『一言主大神は木霊(山彦)だった?』 
↑ この記事は奈良の一言主神社の一陽来復祭について記したものです。
一陽来復とは冬至のことです。

一言主神社 一陽来復祭 一言主神社 一陽来復祭


この記事の中で次のような伝説をご紹介しました。

雄略天皇が葛城山に登る時、向かいの山の尾根伝いに山に登る人たちがありました。
その一行は天皇の一行とまったく同じいでたちをしていました。
雄略が『この大和の国に私をおいてほかに大君はないのに、今誰が私と同じ様子で行くのか』と問うと、向かいの山の方から、全く同じ返答が返ってきました。
雄略やお供の者が怒って矢を弓につがえると、向こうの人たちも矢をつがえました。
雄略が『そちらの名を名乗れ。そしてそれぞれが自分の名を名乗って矢を放とう。』と言うと、『私が先に問われた。だから私が先に名乗ろう。私は悪いことも一言、良いことも一言、言い放つ神。葛城の一言主の大神である。』と返事が返ってきました。
これを聞いた雄略は畏まり、『おそれおおいことです。わが大神よ。現実の方であろうとはわかりませんでした。』
と言い、自分の刀や弓矢、お供の着ている衣服も脱がせて拝んで献上しました。
一言主大神は、手を打ってそれを受け取り、雄略が帰る時、一言主大神一行が雄略を長谷の入口まで送りました。 


私一言主大神とは木霊(山彦)のことだと考えていますが、雄略天皇の双子の兄弟であるともいえます。
雄略天皇と同じいでたちをし、同じ言葉を返してくるのですから。

中の島薔薇園 光のルネサンス 
中の島薔薇園


一言主大神は雄略天皇を長谷まで送っています。
これは一般に、一言主大神と雄略天皇が仲良くなったことを表すものととらえられているようです。
でも、私はそういうことではないと思うんですね。

長谷の枕言葉は『隠国(こもりく)の』ですが、『隠国の』は『志多備』の枕詞でもあります。
『黄泉の国』のことを『志多備国』ともいいます。
『隠国』とは『志多備国』『黄泉の国』のことで『長谷』は死の国なのではないでしょうか。

つまり、一言主大神は雄略天皇を殺し、死の国へ送っていったということではないかと思うのです。

一言主神社は冬至と関係の深い神社であることをふまえると、次のように考えることができるのではないでしょうか。
雄略天皇・・・・キリストの双子の弟・・・冬至に向かって衰えていく太陽
一言主大神・・・キリスト・・・・・・・・冬至から3日後より勢いを増していく太陽


中央公会堂 光のルネサンス2
中央公会堂

毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました~!



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[2015/12/24 12:06] 大阪の祭 | トラックバック(-) | コメント(-)