京都市西京区 虚空蔵法輪寺
針供養・・・12月8日
美しい織姫さんたちがピンク色のこんにゃくに針をさしていきます。
針はいつも硬いものを刺しているので、やわらかいものに刺して供養するのだといいます。
針供養は関東では2月8日、関西では12月8日に行われることが多いようです。
法輪寺では2月8日と12月8日の両方行っています。)
なぜ針供養は2月8日と12月8日に行われているのでしょうか?
12月8日は『事納め』の日で、その年の農作業を終えます。
そして2月8日は『事始め』で、その年農作業を始めて行う日です。
12月8日と2月8日をまとめて『事八日(ことようか)』といいます。
事八日は魔物が家の中をうかがっていると考えられ、身をつつしむ日とされていました。
それで女性たちはこの日針仕事をしなかったそうです。
どうやら針供養が2月8日と12月8日なのは、「事八日」で針仕事をしない日であったためのようです。
だけど、なぜ身をつつしむべき事八日に針仕事をしてはいけないんでしょうね?
家で謹慎するには針仕事はもってこいだと思うんですが~。
私は身をつつしむべき事八日に針仕事をしてはいけなかったのは、針には穴があるからではないかと思います。
というのは、まち針は『小町針』がなまったものだと言われているのですね~。
髄心院の歌碑に描かれた小野小町像
小野小町は『穴のない体』だったという伝承があります。
つまり小野小町は性的に不能だったというのです。
それで穴のない針を『小町針』といい、それがなまって『まち針』になったと言われています。
私は小野小町が『穴のない体』だったというのは小野小町とは実は男だった、小野小町とは小野宮と呼ばれた惟喬(これたか)親王のことであるためではないかと考えていますが、
それについてはまた改めてお話しできればと思います。
毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました~!
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[2015/12/08 11:40]
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