播州清水寺に行くバスの車窓からとても素敵なものを発見したので、帰りに寄ってみることに。
素敵なものとはこれ。↓

陶器を焼くための登り窯です。
登り窯って見たことがなかったので、バスの車窓からこれを見つけたときはテンションあがりました!
お寺や神社の写真が多いですが、こういう生活感のある被写体も大好きです。
たぶん、こちらのページで紹介されている→
http://www.tanbayaki.com/about/kama.html明治28年に造られた現存する最古の窯だと思うんですが、違うかな?
立杭は丹波立杭焼の産地なのですね。
起源は平安時代にまでさかのぼるとか。
慶長16年(1611)ごろより朝鮮式半地上の「登り窯」が用いられるようになったそうです。
登り窯を見ていて、私は能勢の棚田を思い出しました。
午前2時半に起きて能勢の棚田まで日の出を見にいったのに、曇っていて太陽は顔を出しませんでした~。
上の写真はイツワリの朝日です。
能勢の棚田には川の上に石を積んで作った地下排水溝があります。
そしてその石の上に粘土質の土を盛って棚田が作られているそうです。
築造されたのは文禄(1591年)以前にまで遡ると考えられています。
ネットでこの地下排水溝の仕組みを描いたイラストなどないかと探してみましたが見つかりませんでした。
でも排水溝というからには、石積みの暗渠のようになっているのでしょう。
この地下排水溝は『ガマ』と呼ばれていますが、なぜ『ガマ』というのでしょうか?
沖縄では鍾乳洞のことをガマといいますが、空洞のことをガマというのかも?
登り窯も『ガマ』ですが、その構造はやはり空洞になっています。
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[2015/06/17 00:00]
兵庫県 |
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