茨木県潮来市 水郷潮来あやめ園
2017年 6月中旬 撮影
①潮来花嫁さん潮来は霞ヶ浦・北浦・常盤利根川などに面する水郷とのこと。
潮来花嫁さんという歌がありましたね。
シンガーの花村菊江さん、かわいくて歌超うまい~。
水郷地帯なので、花嫁さんは舟で嫁ぎ先に向かう習慣があったのでしょうか。
②ジューンブライド水郷潮来あやめ園では花菖蒲が満開となるころ、嫁入り舟のイベントを行っています。
ジューンブライドにちなむ行事なのかな。
ヨーロッパでは6月に結婚すると幸福になれるといい、ジューンブライドといいますね。
③ヨーロッパの6月は気候がいいなんで6月に結婚すると幸福になれるというのでしょうか?
一説には6月は気候がよいため、そう言われるようになったと言われます。
日本では6月は梅雨ですが、ヨーロッパの6月はからっとしており、気温は日本の4月~5月くらいで気持ちがよい気候なのだそうです。
行ったことはないのですが~。
太陽暦の6月は陰暦では5月ですね。
理由はわかりませんが、中国では5月は悪月だと言われていました。
ヨーロッパとはえらい違いですね。
④ヨーロッパの3月~5月は農作業が忙しくて結婚どころではなかった?ヨーロッパの3月~5月は農作業が忙しくて結婚どころではなく、6月に結婚する人が多かったところから、ジューンブライドという言葉が生まれたとする説もあります。
ヨーロッパでは6月は農作業がひまなんですかね?
6月は気候がいいなら農作業が忙しくなりそうですが。
このあたり、ヨーロッパの農作業事情がよくわからないので、なんともいえません。
日本では6月は田植の季節で大忙しです。
⑤6月は結婚の神・ユノからくるローマ神話の結婚の神をユノ(ジュノー)といい、6月をjune(※ジュネと読んではいけないよん 笑)というのは、ユノからくると言われます。
そしてユノは結婚の守護神ともされているので、6月に結婚するのは縁起がいいとして、ジューンブライドなる言葉が生まれたともいわれます。
⑥6月のヨーロッパは薔薇が満開かつてルーマニアなどでは吸血鬼の発生を抑えるため、墓の周囲に薔薇をうえていたといいます。
死んだ人が吸血鬼として復活しても、薔薇のトゲが吸血鬼を捕らえると考えられていたのではないかと思います。
足利フラワーパーク 薔薇6月のヨーロッパは薔薇が満開だとか?
それで6月は魔物が少なく、結婚に適した月だと考えられたのかも?
お幸せに~。
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[2017/06/19 18:57]
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茨城県ひたちなか市 国営ひたち海浜公園
2017年4月下旬撮影
①Baby blue eyesネモフィラは英語でBaby blue eyesというそうです。
赤ちゃんの青い瞳、という意味でしょうか。
青い瞳と言えば、思い出すのはエドガー・ポーツネル♡
萩尾望都さんの人気漫画「ポーの一族」の主人公で、バンパネラの永遠に14歳の少年です。
青い青い瞳をしているんですよ♡
「ポーの一族」が好きで好きで、ことあるごとに読み返しています~♡
ということで、今回はかなりこじつけっぽいですが、パンパネラのお話しを~。(汗)
②吸血鬼バンパネラという言葉は萩尾望都さんの造語なのかな?
一般的にはバンパイアといいますね。
そう、永遠に14歳の少年・エドガーは吸血鬼だったのです~!
ちなみに「ドラキュラ」という言葉もありますが、ドラキュラとはブラム・ストーカーが書いた小説『吸血鬼ドラキュラ』に登場する男性吸血鬼の名前です。
③紫女日本の妖怪にも吸血鬼はいます。
そのひとつが「紫女」です。
筑前国袖の湊に住む男はの前に紫色の着物を着た美しい女性が現れました。
その後、男はその女と夜ごとに契をかわしました。
すると男は二十日もしないうちにげっそりと痩せてしまいました。
医者は「その女は『紫女』である。人の血を吸い、しまいには殺してしまう。この女を斬り殺せ。」と言いました。
伊織が女を斬ろうとすると、女は消えかかって逃げていきました。
追いかけると橘山の木深い洞窟へ入っていきました。
その後も死後のあさましい姿となって表れたので、国中の仏道修行者を呼び寄せて弔ったところ、ようやく影がきえました。
(西鶴諸国はなし)
④恋する女は紫色に染まる?この吸血鬼、名前が紫女というのがオモシロイ!
次の2首を鑑賞してみてください。
①紫の にほへる妹を 憎くあらば 人妻故に 吾恋ひめやも/大海人皇子
(紫草のように美しいあなた。あなたが憎ければ、人妻と知りながら、こんなに恋い焦がれずにいられるものを。)
②紫は ほのさすものぞ 海石榴市の 八十のちまたに 逢へる子や誰/詠人知らず
(顔をぽっと赤らめた海石榴市の辻で逢った貴女は、何というお名前ですか。)
※紫色に布を染める際、媒染剤として椿の灰をいれると鮮やかに染まったのだそうです。 この2つの歌を鑑賞すると、女が男に恋する様子を紫と表現していたのかな、と思いませんか?
それで男と契りながら血を吸っていた女の妖怪のことを紫女というのではないでしょうか。
Baby blue eyesなのに、紫色の話になってしまってすいませーん。

秋にはコキアで赤く染まるよ~。
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[2017/05/13 02:18]
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茨城県久慈郡大子(だいご)町 袋田の滝
●金山の町、大子
袋田の滝は茨城県久慈郡大子(だいご)町袋田にあります。
今回は見学できなかったんですが、大子町には栃原金山などの金山もあります。
奈良時代、大子町で砂金が発見されました。
安土桃山時代から江戸時代にかけては常陸佐竹氏によって金山開発が行われた土地でした。
もしかして、この袋田の滝の近くでも砂金が見つかるかも?
●一富士・二鷹・三茄子は鉱山の隠語?このブログで何度か書いたんですが、初夢で見ると縁起がいいとされる「一富士・二鷹・三茄子」の富士・鷹・茄子とは鉱山の隠語ではないかと私は考えています。
その理由を箇条書きにしてみます。
①栃木県那須町の近くには足尾銅山がある。愛媛県新居浜市のなすび平の近くには銅山川が流れ、別子銅山がある。
銅は茄子色をしている。そして茄子が鈴なりになっている状態を坑道に見立てたのではないか。
②鷹は鷹の爪ではないか。
鷹の爪の赤い色は水銀を、また鷹の爪の実が鈴なりになるようすを坑道に見立てたのではないか。
③富士は不死の意味で、輝きを失わない金を意味しているのではないか。
富士はまた藤をも意味し、藤の花が房になって咲くようすが坑道に喩えられたのではないか。
よかったらこちらの記事も参照いただけると嬉しいです。↓
玉雲宮 百日紅 『一富士・二鷹・三茄子の謎、そして殺生石はなぜ高田の地に飛散したのか』 普門寺 藤 躑躅 「藤と『ジャックと豆の木』」 ●「一富士・二鷹・三茄子」には続きがある。
「一富士・二鷹・三茄子」には続きがあるそうで、「四扇・五煙草・六座頭」とも「四そうろう・五せっちん」「四葬式、五雪隠」「四葬礼・五糞」「四葬式、五火事」と言ったりするそうです。
「四そうろう・五せっちん」「四葬式、五雪隠」「四葬礼・五糞」「四葬式、五火事」についてはこれからゆっくり考えることにして
今日は「四扇・五煙草・六座頭」の意味について考えてみたいと思います。
●四扇・五煙草・六座頭も鉱山の隠語だった?
「四扇・五煙草・六座頭」も「一富士・二鷹・三茄子」と同様、鉱山に関する隠語だと私は考えています。
ひとつづつ説明していきますね。
●扇は露天掘跡?

上の写真は兵庫県生野銀山の露天掘の跡 (慶寿ひ)です。
鉱物が地表近くにある場合、坑道を作らずに地表から地下をめがけて掘っていくこともあり、これを露天堀といいました。
露天掘の跡は様々な形があったのだろうと思いますが、生野銀山の露天堀跡は扇状になっています。。
http://www.chichibu.co.jp/~wado/iseki/kengaku2.htm
上記サイトの和銅採掘露天掘跡もやや縦長ですが扇の形に見えます。
●煙草は口にくわえた松明?
残念ながら、今探してみても見つからないんですが(ちゃんとメモっとかなきゃダメですね)
日本の鉱山で働く人々が口に松明をくわえている絵をネット上で見た記憶があるんです。
江戸時代か、それ以前の絵のように思えました。
口に松明をくわえているのは、作業に両手が使えるようにするたえではないでしょうか。
日の光が届かない坑道の中は真っ暗だったことでしょう。
松明は灯りなのか、それとも空気の存在を確認するためなのかもしれません。
●煙草を吸う鉱山の神・ティオ
そういえば、ボリビア・ポトシ鉱山の坑道にはティオという神様の像が祀られていて、煙草をお供えする習慣があるそうです。
なぜ煙草なのかというと、鉱山で働く人々は口に松明をくわえるので、それを煙草に見立てたのではないでしょうか。
ティオの写真はこちら→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AA#/media/File:El_Tio_Potosi_Bolivia.jpg
●大子町にあるタバッコ峠
また大子町にはタバッコ峠という地名があり、空海が峠を超えるときに煙草を吸ったところからタバッコ峠となったという伝説が残されています。
煙草が日本に伝えられたのは1601年なので空海が煙草をたしなんだということはないでしょう。
太子町は古くから鉱山があったので、鉱夫たちが口にくわえた松明をタバコ(煙草)と呼び、そこからタバッコ峠となったのではないかと想像します。
●六座頭は暗闇で働く坑夫を意味する?
座頭とは江戸時代の盲人の階級のひとつです。
時代劇・座頭市の主人公・市も盲人でしたね。
で、今観光施設となっている坑道などでは照明がついていますが、昔の坑道には照明などなく真っ暗だったことでしょう。
そのため口に松明をくわえて作業したのではないかと想像するのですが
暗いと物がよく見えませんね。
そういうわけで座頭は坑夫のことなのかなあと思ったりします。
●盲目はたたらの職業病
またたたら場で働く人々は片目をつぶって火の温度を見るため、片目を失明することが多かったそうです。
それを座頭と言っているのかもしれませんね。
毎度、とんでも説におつきあいくださり、ありがとうございました!
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[2016/11/26 00:00]
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